Queen(クイーン)のギタリストである、ブライアン・メイが、イギリスのギター雑誌「Total Guitar」の読者が選ぶ「史上最高のロック・ギタリスト」ランキングで1位に選ばれました。
ちなみに上位5名が、ジミ・ヘンドリックス、ジミーペイジ、エディー・ヴァン・ヘイレン、エリック・クラプトンと続いています。
イギリスの雑誌だから仕方ないけど、かなりイギリス寄りの投票内容だ。
そして顔ぶれも古い。 https://t.co/yzBaMS61g4— キングひで@ギターブロガー🎸兼音楽系You Tuber(King hide) (@hidetaka0908) June 9, 2020
もちろん、ここに名前が挙がっている方々は全員すごいですし、人気も知名度も高いです。
ただし、率直な感想はかなりイギリス寄りな投票内容だなと...
ブライアン・メイのインタビュー記事!
(以下引用)
びっくりした。まったく予想外だと言わざるを得ない。
皆が僕のことをそう思ってくれていることに深く感動しています。
僕は技術的に言えば、偉大なギタリストの仲間入りをしていると思っているわけではないんだ。
これは、自分がやったことが人々に影響を与えたことを物語っていると思うし、それは僕にとって大きな意味がある。
僕は決して偉大なギタリストだとは言わないよ。
僕はただ、自分の心から演奏しようとしているだけで、それだけのことなんだ。
すごく謙虚な回答ですね。
人としての器も大きいです。
ロックは死んだ!?
音楽のトレンドの中心地であるアメリカではもう何年も前からこう囁かれていました。
「ロックは死んだ!」と。
現在、世界のヒットチャートの上位に出てくる音楽にロック系の曲はほとんど出てきません。
EDMや打ち込み系やラップなどの音楽が主流となっており、ギターの音すら入っていない音楽も珍しくはありません。
なので、「ロックは死んだ」と言われても仕方がない状況です。(商業音楽が全てではないですが...)
しかし、音楽はファッションと同様にある一定の周期で流行のサイクルが回ります。
流行やトレンドは常に変わる!
今流行の音楽が古いと感じるようになったり、古いモノが逆に新鮮に思えたりするのです。
その証拠に若手ミュージシャンで、Neo Soul(ネオソウル)と呼ばれ、センスのある方が徐々に脚光を浴びつつあります。
そのうちにNeo RockやNeo Bluesという風にリバイバルが起こるかもしれません。
何がキッカケになるかはわからない時代
ブライアン・メイは、少し前に映画「ボヘミアンラプソディ」が大ヒットして、バンドとして再ブレイクし、ギタリストしての評価や実績も上がった感があります。
本人はギターの技術としては偉大なギタリストではないと謙遜してますが、1音聴いただけでもわかる独特なギタートーンを持っています。
なのでそれだけでも十分偉大なギタリストだと思います。