恐らく世界中の人間で唯一平等に与えられるものが「時間」だと思います。
1日に24時間、年間で365日の時間をどう活用して、自分の生活を豊かにしようとしたり、夢の実現に近づけようかとしているかと思います。
今回は時間管理術として、「7つの習慣」という本の中に出てくる1つの戦略を活用していきたいと思います。
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大きな石と小さな石のお話!
本の中に第3の習慣として「時間管理」をする中で1つの大きなパラダイムシフト(考え方の移行)の原理原則があります。
その1つが「重要事項を優先する」というコンセプトです。
ここで疑問に思うことは…
ビジネス書である「7つの習慣」の時間管理術の戦略と「ギターや音楽」の上達具合と何が関係があるのか?
そう思う方も多いかと思います。
しかし、大ベストセラーになった「7つの習慣」に書いてあることは、どんな分野でも当てはまりますし、応用が効く素晴らしいコンセプトです。
重要事項と緊急事項!
少し振り返ってみてほしいですが、日常生活の中で人それぞれ重要に思っていることがいくつかあるかと思います。
そして、同時に日々忙しくて、緊急に用事を済まさないといけないと思い込んでいることもあります。
例えば私の場合で言うと…
(重要なこと)
・友人や家族・親戚との人間関係
・読書などをして自分を磨いたり、見つめ直す時間
・幅広い音楽を沢山聴いて、感性を磨く時間
・スキルアップの為に常にギターを練習すること
・定期的に運動をしたり、リラックスする為の時間
・ヨガや瞑想をして心と身体をクリアにすること
などが大まかに言うとあります。
反対に…
(緊急なこと)
・電話やメールが来た時の対応や返信
・日々の仕事やタスク業務
・人に頼まれたことや、押し付けられた仕事
・急な仕事やアポ
などがあります。
ここで大切なポイントとしては、重要なことに挙げている項目は、自分にとっては大切なことだけど、現時点では緊急なことではないことです。
大切なポイントなので繰り返します。
自分にとっての重要事項は緊急ではないのです!
緊急ではないので、しっかりと自己マネージメントが出来ていないとないがしろにしたり、さぼってしまうという甘い罠がひそんでいます。
そして、結局はそれが後々「問題や課題」として緊急事項として挙がってしまうのです。
学生の頃の例え話!
わかりやすい例で言うと、一般的には学生の頃は「勉強」をすることは重要なことかと思います。
そして、毎日コツコツと勉強をしていれば、テスト前などに焦って「一夜漬け」などに追い込まれることはないかと思いますし、大変な思いをしなくても済むかと思います。
しかし、最初の方は勉強は緊急事項ではないし、嫌いだと思ってる人の場合は、さぼってしまったり逃げたりすると思います。
このサイクルに入ってしまうと、「気休め」の領域に入ってしまい中々抜け出せなくなってしまいます。
この「気休め」の領域は、別名「中毒」の領域と「7つの習慣」の中では言っています。
「中毒」の領域は何が当てはまるかと言うと…
・テレビの見過ぎ、インターネットのやり過ぎ
・ダラダラと携帯電話を見たり、マンガなどを長時間読む事
・待ち時間や長電話
などが主に当てはまります。(耳が痛いですね)
そして、意識的にこれらの時間を減らす努力が必要になってきます。
本当にギターを上達させたいなら!
このブログを読んでくれてる方は、少なくともギターが少しは上手くなりたいと思っている人が多いかと思います。
なので、時間の「大きな石」として、「毎日ギターを練習する時間」を先に重要事項として確保してほしいと思います。
そして、「中毒」の領域に入る項目は、「小さな石」として見て、できるかぎりは、短い時間にしてほしいと思います。
(石=意志)として、強い意志を持って、日々ギターの練習に取り組めば、単純なことですがギターは必ず上達します。
「3度の飯よりギターが好き!」とまでは言いませんが、有名なギタリスト達は、プロになるまでに大体1日に6時間~10時間位はギターを弾いていたことが多いようです。
まとめると...
・重要事項は、「緊急」ではないからないがしろにしがちである。
・気休めのために時間を使ってしまうと負のループに陥りやすいので注意。
・強い意志を持ってギターの練習時間を1番最初の予定に組み込むこと。
いかがでしたか?
この記事では、偉そうなことを書いていますが、私自身もこれを書きながらすごく反省をしております(笑)。
夜中に、しょっちゅうYoutubeでおもしろ動画を検索していますので…。
この新しいコンセプトを知ったからには、気持ちを新たに頑張っていきましょう。