坂本龍一の心に響く名言と音楽!
クラッシック音楽を自身のルーツとして、映画音楽やCMソングやエレクトロニックサウンドなど様々な音楽を垣根なく作ってきた坂本龍一。
今回は、そんな彼の心に響く名言と音楽を紹介したいと思います。
「音楽」が救いと言うのはあまり言いたくないけれど、
そういう役割というのは絶対にありますね、音楽は。
坂本龍一はどちらかと言うと、「感性」や「センス」を前面に出して音楽を作るタイプではなく、「音楽理論」をベースに理論的に構築していくタイプなので、こういうことを言うのは意外でした。
やっぱり世界の教授もそう思うことはあったんですね。
スタジオにいると、クイーンのギタリストが一人でギターを抱えてやってきたり、
エレベーターで隣になったおじさんがボブ・ディランだったり(笑)。
もしあのまま日本にいたら、偉い人になっちゃって、自分が1番嫌いなタイプの人間になっちゃってたかもしれません。
活動の拠点を日本からアメリカのニューヨークに移した頃のお話です。
狭い日本ではなく、海外に身を置くことの大切さを教えてくれています。
たとえば、一生かかっても僕が会うことがないだろうルーマニアの小さな村のおばちゃんが、
たまたま僕の音楽を耳にして、「ああ!」と思ってくれる音楽を作ることができるのか。
そこが僕の基準です。
個人的に1番好きな言葉です。
住んでる場所や年代なども関係なく、「素晴らしい音楽を作ること」に情熱を注いでる人から出てくる名言です。
最後に映画のテーマ曲としても使われた「戦場のメリークリスマス」を紹介します。
いつ聴いても心にグッとくる切ないメロディーラインとコード進行ですね。