音楽のロックシーンで、モンスターバンドであるエアロスミスのリードギタリストであるジョー・ペリー。
長い音楽生活の中で、かなり荒れた破天荒な人生を生きた時もありましたが、バンド自体はメンバーが60代を過ぎた今でも継続している健在っぷり。
今回は、そんなジョー・ペリーの心に響く名言とギターの使用機材とプレイの特徴を紹介したいと思います。
音声動画はこちら。
ジョー・ペリーの名言集!
道草が無ければ、進歩はありえない!
エアロスミスと言えば、メジャーデビューして売れてから一時期メンバー全員が酒とドラッグまみれになり、人生のどん底に落ちた経験があります。
薬物中毒の更生施設に入ってリハビリをし、普通の生活を取り戻してから再度、見事な復活劇を成したからこそ言える深い男の言葉ですね。
オリンピックじゃないんだから、速く弾く必要はない。
大事なのは1分間にいくつ弾けるかではなく、1つの音にどれだけ意味を込めるかだ。
これは、ジョー・ペリーらしい言葉ですね。
1,980年代に音楽シーンでは、ギターテクニカル至上主義になり、多くのミュージシャンが速弾きやテクニカルプレイに没頭していました。
そんな時代の流れの中でも個性を出して、エモーショナルに感情を込めて弾くことを貫いた彼らしい言葉です。
使用機材!
ジョー・ペリーのギターテックの人が、実際のライブで使用してる機材を紹介してくれている映像をお届けします。(貴重です!)
ギターは、トレードマークとなっていますがギブソンのレスポールギターを長年愛用しています。
アンプは、マーシャルとフェンダーです。
ジョー・ペリーのマーシャルアンプは特注品ですが、音の雰囲気的にはヴィンテージ系を選んだ方がマッチします。
フェンダーもヴィンテージ系が合います。
後は、意外と沢山のエフェクターを並列しています。
LINE6のデジタルディレイ。
MXRのオーバードライブ。(リード用)
モジュレーション系。
ジミヘンモデルのワウペダル。
他にもリバーブやワーミーペダルなども繋いでいますが、味付け程度なので以上のものが揃っていれば十分だと思います。
ギタープレイの特徴!
ジョー・ペリーのギタープレイの特徴は、見た目の派手さやルックスとは異なり、ある意味では古き良き伝統のロックンロールスタイルを引き継いでいます。
ペンタトニックスケールを中心としたブルージーなフレーズやタメ気味なグルーヴ感でのアドリブが得意です。
そして、ロック史に残るようなギターリフも沢山あり、アイデア豊富なバッキングプレイにも定評があります。
テクニックを前面に出した長いソロや、やりすぎな感じはなく、あくまでも曲の雰囲気を大事にし、ヴォーカルのメロディーラインを引き立てるプレイを意識しています。
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紆余曲折、色んなドラマチックな音楽人生を生きてきたエアロスミスの音楽は、リリースした年代によってバンドカラーが異なっています。
個人的には90年代の方向性とバンドサウンドが好みでした。
かっこいいギターリフを聴きたい場合は、70年代に出した楽曲が勉強になります。