デヴィッド・ボウイの活動初期の頃に彼の成功を支えたギタリストとして知られていたミック・ロンソン。
サブタイトルが、「ミック・ロンソンの軌跡」となっており、完全なドキュメンタリー映画でした。
残念なことに彼は、1993年に46歳という若さで末期がんのためにこの世を去りました。
ミック・ロンソンは、イギリスのロック・ギタリスト、音楽プロデューサー。
デヴィッド・ボウイ、イアン・ハンター等との活動で有名。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第64位、2011年の改訂版では第41位。
「ミックは収録の時よりもライブの方がワイルドで自由に演奏した」 デヴィッド・ボウイ
個人的には全く知らなかったギタリストだったので、勉強がてら映画を観に行きました。
映画を観た感想!
ロックのカリスマであったデヴィッド・ボウイを陰で支えたギタリストとのことだったので、かなり期待をしていた映画でしたが、正直なところ内容は期待外れでした。
ロックやギターにすごく興味・関心を持ってる私でも結構退屈な映画で、観てる途中に何度も眠気が襲ってきました(笑)。
70年代のUKロックをあまり知らなかったことも一理あるかと思いますが、映画のストーリーの組み立て方も何か淡々としており、あまり感情も揺さぶられませんでした。
ただ1つだけ印象に残っていたのは、あのスーパースターのデヴィッド・ボウイもアメリカに最初渡りライブツアーをした際に1000人にも満たない会場でもチケットが売れ残り苦労をした時代があったことでした。
彼にも売れなかった時代があったんだなと...。
ミック・ロンソンのギターに関しては、好みの問題もあると思いますが、何かお膳立てしすぎ感があり、プレイ的にもそんなにすごいとは思えませんでした。
私はそんなに酷評をするタイプではないですが、この映画はほんと久しぶりにつまらない映画だったなと思ってしまいました。
ただ勘違いしてほしくはありませんが、デヴィッド・ボウイのことは今でも敬愛しています。