ギターソロが始まった瞬間に、まるで雷鳴のような高音が響き渡る...
それがピッキングハーモニクスの強烈な音の威力です。
このテクニックは、ハードロックやヘヴィーメタルの世界で絶大なインパクトを与える要素の一つ。
脱、ギター初心者の登竜門!
エディ・ヴァン・ヘイレンやザック・ワイルドのようなギターレジェンドたちが巧みに操ることで、聴衆の心を鷲掴みにしてきました。
この記事では、そのピッキングハーモニクスをマスターするための基本ステップから、できるまでのコツまでを詳しく解説します。
あなたのギタープレイに鋭いエッジを加え、ステージ上で圧倒的な存在感を放ちましょう!
ハーモニクス系のテクニックでは、ナチュラルハーモニクスとピッキングハーモニクスの2種類があり、難易度的には、ピッキングハーモニクスの方が難しいと思います。
そして、ギター初級者にとっては、大きな壁の1つでもあると思います。
今回は、そんなピッキングハーモニクスのやり方とポイントに関して説明します。(このテクニックを効果的に使ってる方は、ザック・ワイルド:図)
ピッキングハーモニクスの基本!
【ピッキングハーモニクスのやり方】
1、ピックを普段よりも気持ち深めに持つこと。
2、ダウンピッキングする角度を斜めにして、ピッキングした直後に右手の親指をギターの弦に軽く当てること。
文章で書くと、やり方はシンプルですが、これが中々最初は出来なくて難しいと思います。(私も苦労しました…)
動画で詳しく解説!
視覚的にもわかりやすいように、動画を撮影したのでこちらをご覧下さい。
*ギターの音作りは、ディストーションサウンド(歪み)気味の方が、倍音が出しやすいです。
もう1つ付け加えると…
ピッキングする位置も大事!
使ってるギターの種類によって、弱冠ピッキングをするポイント(位置)も大事だと思います。
大体、センターピックアップ付近で、斜めの角度でピッキングをするとキレイなハーモニクス(倍音)が出ると思います。
自分が弾いてるギターでどこのポイントが1番ハーモニクス音が出やすいかを色々と試してみるといいと思います。
後は、反復練習をして身体で覚えてしまうことが大切です。
まとめ!
・ピッキングハーモニクスは、脱・ギター初心者となる奏法なので、コツを身体で覚えるまでは少し大変。(簡単にはあきらめないで)
・ギターの音作りは、歪んだディストーションサウンドにすること。
・ピッキングする位置も重要で、センターピックアップ付近でやるとハーモニクス音が出やすい傾向あり。
いかがでしたか?
ピッキングハーモニクスを自由に使えるようになると、ロック系のギターのおもしろさや魅力にどんどんとはまっていけます。
最初は成功率が低く、失敗することも多いかと思いますが、自分が使っているギターでどの辺りをピッキングすると、ハーモニクス音が出やすいかを探りながら地道に練習してポイントを掴んでほしいと思います。