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ハーモニクス系のテクニックをマスターしよう!

更新日:

ザックワイルド

 

ハーモニクス系(倍音)のテクニックとしては、ナチュラルハーモニクスとピッキングハーモニクスの2種類があります。

今回は、2つに分けて弾き方を紹介します。

 

ナチュラルハーモニクスとは!?

 

ナチュラルハーモニクス(hm)とは、ギターのフレット上でキレイな倍音が出るポイントが決まっており、そこで鳴る倍音のことを言います。

なので、まずは倍音が出るギターのフレット上のポジションを把握することが大切になってきます。

 

ナチュラルハーモニクスのやり方とポイント!

 

ハーモニクス音が出るポジションとやり方!

 

ハーモニクス音が出るポジションは、「5、7、12、19」フレットとなります。

あまり使いませんが、4フレットも使うことはあります。

 

【ナチュラルハーモニクスのやり方】(1弦5フレットをハーモニクスする場合)

 

1、人差し指で、1弦5フレットの金属バーの上あたりに指を添えてピッキングをします。

 

2、ピッキングをしたらすぐに人差し指をフレット上から離すと「ポーン」というキレイな倍音が出ます。

 

 

*ハーモニクス音が出るポジションのフレット数を知っていれば、1弦~6弦全ての音でハーモニクスを出すことが可能です。

つづいては、少し難易度が上がってピッキングハーモニクスです。

 

ピッキングハーモニクスとは!?

 

ピッキングハーモニクス(ph)とは、とくに決まったハーモニクスポイントがあるわけではなく、特殊なピッキングをすることで、キレイな倍音が出る奏法です。

なので最初は、弾き方のコツを掴むまでは結構難しいとは思います。

 

ピッキングハーモニクスのやり方とポイント!

 

ピッキングハーモニクスのやり方!

 

例)3弦5フレットをピッキングハーモニクスする場合。

 

1、人差し指で3弦5フレットを押さえて、少しピックの角度を斜めにしてダウンピッキングをします。

 

2、ピッキングをした直後に、右手の親指に弦を軽く当てると「ポーン」いう倍音が出ます。(左利きの際は逆になります)

 

 

*最初は、このピックを斜めに当てる角度や、親指をすぐに押し当てる感覚が難しいかとは思いますが、反復練習をして身体で覚えると難なくできるようになってきます。

 

動画で詳しく解説!

 

動画を撮影したのでこちらをご覧ください!

 

 

 

本編では、「ナチュラルハーモニクス」と「ピッキングハーモニクス」のやり方やコツとメジャースケールを使用した実践的な練習メニュー等を解説しています。

また、「ピッキングハーモニクス」の音が、さらに映えるためのギターサウンド作りやポイントに関しても説明しています。

 

まとめ!

 

・ハーモニクス系のテクニックは、ナチュラルハーモニクスとピッキングハーモニクスの2種類がある。

 

・ナチュラルハーモニクス奏法は、倍音が出るギターのフレット上を知っていれば簡単に音を出せる。(フレットのポジションは、5、7、12、19フレット)

 

・ピッキングハーモニクス奏法は、脱初心者向けの奏法の1つ。

 

・ピッキングハーモニクスのピックの角度の当て具合や、親指をすぐに押し当てる感覚などは反復練習をして身体で徐々に覚えること。

 

いかがでしたか?

 

後者のピッキングハーモニクスに関しては、最初からきれいには倍音が出ないと思います。

失敗を重ねながら自分なりに音が出る感覚をつかむしかありません。

 

あとはギターの音作りも大切です。

ナチュラルハーモニクスならクリーントーンでもきれいに倍音が出ますが、ピッキングハーモニクスの場合は、クリーントーンでは倍音が出ません。

ディストーションサウンドなどで、しっかりと音を歪ませた音色にしないと倍音は出ないので、「ゲイン」を上げたセッティングにすることが大前提となります。

 

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