ギターの弦の上を滑らせるようにして表現するテクニックのスライド。
この奏法は、ピアノや管楽器などの他のメロディー楽器では表現できない、ギター独特の表現ができる奏法の1つです。
今回は、スライドの基本的なやり方やポイントに関して説明します。
スライドの基本!
例)3弦5フレットから7フレットまでをスライドする場合。
【スライドのやり方】
1、3弦5フレットを人差し指で押さえて、ネック側に少し押しつけたまま、平行に指を滑らせて、3弦7フレットまで人差し指を移動させること。
2、音が途中でブツ切れしないように、ギターのフレット上の移動をスムーズにすること。
簡単だけど、奥が深いテクニック!
スライド奏法自体は、別に難しくはないかと思います。
そして、ギターソロ以外にもコードバッキング(伴奏)でも使うことがあるので、一通り全ての指でスライドができるように練習をしておきましょう。
スライドを多用して、超一級品の表現力の持ち主と言えばやはりスティーブ・ヴァイです。
彼の場合は、ギター全体のテクニックもかなりすごいですが、スライドの使い方や表現力はとくに群を抜いています。
スティーブ・ヴァイの心に響く名言とギタープレイの特徴と使用機材!
動画で詳しく解説!
視覚的にもわかりやすいように、動画を撮影したのでこちらもご覧下さい。
まとめ!
・スライドとは、ギターの弦上を滑らせて音を出すテクニック。
・ギター独特の表現の味を出せる奏法なので、全ての指でできるようにしておくと便利。
・単音弾きでもコードバッキングでも使えるので、色んなギタリストのプレイを聴いて引き出しを増やすこと。(おすすめはスティーブ・ヴァイ)
いかがでしたか?
テクニック的には難しくはないですが、表現の仕方などは無限にあるので、色々とフレーズをコピーしてみて芸の肥やしにしてほしいと思います。