ブラック・レーベル・ソサイアティのギターボーカルとして、バンドの中心人物でもあるザック・ワイルド。
19歳の時に人気メタルバンドであったオジー・オズボーンのバンドのオーディションを受けて、見事奇才オジーの目に留まり、名だたるオジーバンドの歴代ギタリストの中では1番多くのアルバム作品を作り、ギターヒーローの仲間入りをしました。
身長も高く、見た目もワイルドで怖そうな第一印象を与えがちですが、大のビール好きで飲み仲間も多く、ミュージシャン同士の交友関係も広く、サポートやゲスト参加としても気さくにライブに出演する一面もあります。
今回は、豪快にギターを弾く姿がかっこいいザック・ワイルドのギタープレイと使用機材を紹介します。
音声動画はこちら。
ザック・ワイルドのギタープレイ!
ザック・ワイルドのギタープレイは、ワイルドな風貌と見事にマッチしている位に豪快・豪傑という言葉が似あうへヴィーでアグレッシブなプレイをします。
オジー・オズボーンに見出されただけはあり、テクニック・個性・リズム感がしっかりしており、とくにヴィブラートとピッキングハーモニクスの強烈な個性は群を抜いています。
そして、ペンタトニックスケールを中心にフルピッキングで弾く正確な速弾きスタイルも彼の武器の1つです。
自身のバンドでは、1音下げ・2音下げを多用したダウンチューニングでへヴィーなプレイをする一方で、カントリー系やサザンロックやブルース調な曲も得意としているブルージーな側面も持ち合わせているギタリストである。
使用機材!
ザック・ワイルド本人が、自身の使用機材を紹介しているので、その動画を添付します。
ギターは、デビュー当時から一貫してギブソンのレスポールを使用しており、エンドース契約もしています。
*ザック・ワイルドとスラッシュは世界で1番レスポールが似合いますよね!?
アンプも昔からマーシャルを使っています。
エフェクターは、割とシンプルでMXR社から自身のモデルを作ってもらっています。
オーバードライブ。(極悪サウンドをゲット!)
フェイザー、ディレイ。
コーラス。
そしてワウペダルです。(使用頻度は高いです)
基本的には、できる限りはアンプ直のサウンドを好むタイプなので、機材に関してはシンプル志向です。
最後にザック・ワイルドのオススメ曲を紹介します。
In this River:
「静と動」のコントラストがあり、結構長く感情むき出しに弾きまくったあとに歌い出します。
そして、最後も豪快にザック節満載のフレーズとパフォーマンスはあっぱれの一言です。
(おまけ)
ブラックサバスの名曲。
Paranoid:
このシンプルなギターリフとソロ回しが最高です!
ザック・ワイルドが影響を受けたもの!
ザック・ワイルドは、最も尊敬するギタリストとしてオジーバンドの先輩にあたるランディー・ローズの名前を挙げており、印象的なメロディアスなフレーズ作りなどは影響の色が出ています。
あとは、ジミヘンやエドワード・ヴァン・ヘイレンなど1つのギターの時代を築きあげたギタリストのプレイからも影響を受けたと公言しています。
ギターとビールをこよなく愛し、色んなギタリストたちのライブにも積極的にゲスト参加するタイプなので、そういったセッションプレイからも新たなインスピレーションやアイデアを吸収しています。
オジー・オズボーンバンドの楽曲はAmazon Music Unlimitedでも聴けます!
Amazon Music Unlimitedは、6500万曲以上の楽曲を月額780円聴き放題できる音楽配信サービスです。
ザック・ワイルドも在籍していたオジー・オズボーンバンドは、ヘヴィメタルの名曲・名演が沢山あります。
歴代のギターヒーロー達の足跡を辿るのもおもしろいです。