
「世界三大ギタリスト」とは誰のことなのか?
一般に日本で「三大ギタリスト」と呼ばれているのは、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの3人です。
3人はいずれもイギリスのロックバンド「ヤードバーズ」に在籍した経歴を持ち、その後もそれぞれ違ったスタイルでロック・ギターの歴史に大きな影響を与えました。
なお、「三大ギタリスト」は世界共通のランキングというより、日本で広く定着した呼び方です。
私も昔は、「世界で最もギターが上手い3人」という意味なのかな?と思っていました。
でも、そういう単純な話ではありません。
テクニックだけを見れば、ほかにも驚くほど上手いギタリストはたくさんいます。
それでも、この3人が長く「三大ギタリスト」と呼ばれてきた背景には、それぞれの音楽性や個性、そして後世のギタリストへの大きな影響があります。
この記事では、25年以上ギターを弾いてきた私自身の視点も交えながら、3人の魅力を紹介します。
音声動画はこちら。
世界三大ギタリストとは?3人は誰?
私は昔は、世界でテクニック的に上手な人達のことかな?と思っていましたが、実は全然違いました。
テクニックや技術面だけで見れば、世界3大ギタリストよりも上手いミュージシャンは他にも沢山います。
あくまでも総合的に見て、人気も含めて世界トップクラスに優れた人達のことを指します。
さて、本題ですが、その3人とは、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックの3人です。
ジミー・ペイジ!
この人は、あのモンスターバンドのレッドツェッペリンのギタリストです。

とにかく、曲作りのセンスとアレンジ能力が抜群にあり、プロデュース面でも存分に才能を発揮しています。
そして、バンドのCDの売り上げ枚数も圧倒的にスゴイです!
また、ギタリストとしては、ギターのストラップの位置を低くして弾く姿はかっこ良くて、その後のギタリスト達に多大な影響を与えています。(エアロスミスやガンズ&ローゼスなど)
エリック・クラプトン!
元クリームのメンバーですが、解散してソロで活動してるキャリアの方が長いエリック・クラプトンです。

ブルースとロックを上手く融合して昇華させた人です。
歌も歌いますが、味のある渋い歌声で聴衆をメロウな甘い気分にさせてくれます。
この人のプレイの特徴は、最近はあまりギターソロを弾かなくはなりましたが、ブルージーでメロディーも印象的な点です。
シンプルなことをやっているんだけど、すごくキャッチーなフレーズが多く、独特のリズム感もあり、耳に残りやすいアーティストです。
よくライブなどで来日するので、多分日本人には1番馴染みがあると思います。
ジェフ・ベック!
最後の1人は、ジェフ・ベックです。

ジェフ・ベックは、2023年1月に78歳で亡くなりました。
彼もエリック・クラプトン、ジミー・ペイジと同じくヤードバーズに在籍した経験を持つギタリストです。
その後はジェフ・ベック・グループなどを経て、長いキャリアの中で独自のギタースタイルを築き上げました。
私が思うジェフ・ベックのすごさは、何といってもギターそのもので音楽を表現する力です。
とくにギターのテクニックと表現力、ギタートーンは圧倒的でした。
たった1音を聴いただけでも、「ジェフ・ベックだ」と分かるほどの個性があります。
「どう弾いたらそんな音が出るの?」と思うほど、彼にしか表現できない音の世界がありました。
私個人としては、三大ギタリストの中でも、特に衝撃を受けたギタリストです。
まず彼のすごい点は、完全にギターインスト(歌なし)の世界だけで音楽表現を確立させました。
ミュージシャンとしての器量は、この3人の中では、断トツでナンバー1だと思います。
とくにギターのテクニックと表現力、ギタートーンに関しては、完全にぶっ飛んでいます!(最高の賛辞として)
歌や歌詞の内容ではなく、音だけで感動させてくれる!
正直に言うと、私は初めてジェフ・ベックの音楽を先輩に勧められて聴いた時は、歌が入ってなかったので、当時は全然しっくりこなかったです。
それに高校生の頃は、速弾き系のテクニカルギタリストに憧れていたので、彼のすごさや良さが全くわからず、好きではなかったです。

しかし、音楽の専門学校に通って、ギターを追求していく中でまた彼の音楽と出会い、もう一度聴いてみるとマジですごいの一言で超感動したのを覚えています。
ビデオやDVD等でライブ映像を見ても、「その弾き方でなんでそんな素晴らしい音が出るの?」と思う位のまさにギターマジックです。(音の魔法)
音楽の表現方法が数多くあり、絶対に誰にも真似できない領域を生きてる天才な人です。
なので、是非ギターを弾く方には、絶対に一度はジェフ・ベックのプレイを聴いてみてほしいと思います。
オススメ曲:Csuse We've Ended As Lovers(哀しみの恋人たち)
もちろん、この3人のギタープレイと音楽は、長きに渡り愛されているので、ロックとギターのお勉強だと思って、聴いて研究してみてほしいです。
良い意味で刺激や衝撃を受けると思います。