世界3大ギタリスト(エリック・クラプトン、ジミー・ページ)の1人として、とても長い音楽キャリアを誇っているジェフ・ベック。
70才を過ぎた今でも現役のギタリストであり、新作アルバムを作ったり、ライブ活動を行っています。
今回は、ギターレジェンドの称号にふさわしいジェフ・ベックのギタープレイと使用機材を紹介します。
音声動画はこちら。
ジェフ・ベックのギタープレイ!
ジェフ・ベックのギタープレイは、テクニック・表現力・オリジナリティーのどれをとっても横綱級の輝きを放っており、まさに唯一無二のギターサウンドと個性の持ち主です。
「孤高の天才」と称される通り、バンド活動よりもソロでの活動で数多くの名作を生み出しています。(ギターインストのパイオニアです)
ロック・ブルース・ジャズ・フュージョンなどあらゆる音楽ジャンルに精通しており、有名なカバー曲を演奏したとしても、ジェフ・ベックの強烈な個性が出て、たった1音を聴いただけでも彼のギタートーンであるとわかってしまう程の独特な世界観があります。
昔は、ピックを使用していましたが、フィンガーピッキングに切り替えてからの表現力と個性は、他のギタリストを寄せ付けない圧倒的な音のオーラがあります。
また、トレモロアームを使った表現力なんかは「どうやったらそんな音が出るのか?」と唸ってしまう音の神秘性があり、一流のミュージシャンからも「ジェフ・ベックの音楽は彼にしか表現できない!」と尊敬の眼差しを集めています。
端的に説明した動画はこちら。
使用機材!
昔は、ギブソンレスポールを使っていましたが、今ではフェンダーストラトキャスターでの印象の方が強いと思います。
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アンプは、マーシャルの1987Xです。
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エフェクターは、時代によって異なりますが、最近のものを紹介します。
ケンタウルスを再現したオーバードライブ。(ジェフサウンドの要です)
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ディレイの定番である、BOSSのDD-3。
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MXRのフランジャー。
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オクターバーの定番である最新機種のOC-3。
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ワウペダルの定番である、ジムダンロップのクライベイビー。
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ジェフ・ベックの機材はシンプル志向ですが、彼は手元でギターのボリュームやトーンをすごく細かくいじり調整しています。
ジェフ・ベックのおすすめの曲を紹介します。
Led Boots:
変拍子を活用したリフプレイと印象的なテーマフレーズが続くギターインストの代表曲。
ジェフ・ベックを知るにはわかりやすい類いのロック色が強い曲です。
Scatterbrain:
曲のアイデアとしては、ジェフ・ベックの指ならしのためのフレーズから生まれたという逸話があります。
フュージョン色が強い楽曲で、ドラムやキーボードやベースなど全パートが超絶テクニックのオンパレードです。
Cause We've Ended As Lovers:
泣きのギターが満載なバラード曲です。
高音弦を使ったアーミングプレイとボリュームやトーンを巧みに扱ったギターサウンドは、もう神の領域で誰も真似できないジェフ・ベック節が炸裂しています。
名盤である「Blow By Blow:ブロウバイブロウ」と「Wired:ワイヤード」からの作品ばかりですが、この2作品はギターインストというジャンルを語る上では欠かせないアルバムなので、チョイスしました。
ジェフ・ベックが影響を受けたもの!
「孤高の天才ギタリスト」と言われ、多くのミュージシャンからも敬愛されているジェフ・ベック。
プレイの幅が広く、個性と表現力が群を抜いていますが、イギリス出身だけあって、往年のブルースからの影響は色濃く出ています。
そして、ジェフ自身も公言していますが、ジョン・マクラフリンのギタープレイからは多くを学んだそうです。
ジョン・マクラフリンのギタープレイも革新的で強烈な個性とテクニックを兼ね備えています。
またジェフ・ベックは大の車好きとして有名で、自分で車を改造してしまう位のめりこんでいます。
大体1枚のアルバムを出してツアーをしたら、5年~10年くらいは表舞台からは姿を消して、イギリスの田舎でのんびりと車いじりをして、音楽を作る意欲が湧いてきたら曲を作るというスタンスが90年代以降のルーティンとなっています(笑)。
あまりギターを練習しないことでも有名ですからね。(才能の塊)
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