ロックバンドの大御所である、レッド・ツェッペリンのギタリストであり、世界3大ギタリストの1人としても有名なジミーペイジ。
ハードロックギターの礎を作ったと言っても過言ではないほどに類いまれな才能を発揮して、後世のミュージシャンたちに影響を与えました。
音声動画はこちら。
ジミー・ペイジ(1944年1月9日生まれ)
イギリスのロックギタリスト、作曲家、プロデューサー。
ハードロック、ヘヴィメタルの代表格であり、ビジネス的にも大成功したレッド・ツェッペリンのギタリスト兼リーダー。
(ウィキペディアより引用)
ギタープレイの特徴!
ハードロックのギタリスト像の1つの見本となるような理想像を作ったギタリストです。
ギターリフ良し・歌良し・ギターソロ良しと楽曲全体のアレンジも含め、緻密に計算して曲を構成するセンスがありました。
プレイスタイルとしては、ブルースがルーツとなっているので、リズムの取り方や、ピッキングの当て具合をタメ気味で弾くことが多く、人によってはもたって聞こえるかもしれませんが、それが彼の個性です。
バンド全体を牽引する指揮者のような感じで、コード(和音)の組み立て方や、ベースとドラムとの低音部分でのコンビネーションプレイなどが細かく考えられています。
ギターリフ作りの天才!
ジミー・ペイジの特筆すべき点の1つとしては、楽曲の基盤となる印象的なギターリフを作るセンスが抜群にありました。
バンド内に天才ドラマーであった、ジョン・ボーナムがいたことも多少影響はあったかと思いますが、キャッチーさ・構成力・リズム感などのバランス感覚が良く耳に残るフレーズを数多く生み出しました。
プロのギタリストが選んだ"凄いギターリフ30選"を見てみて思ったこと!
ギブソンレスポールギターを弾く顔として...
ギターの2大ブランドの1つであるGibson(ギブソン)
ジミー・ペイジは、長年シグネチャーモデルの看板として大いに貢献しました。
また、ダブルネックのギターやテルミンなど新しい可能性を常に探り、チューニングの仕方も実験的に試み、音と楽器に対する探究心と冒険心が高いギタリストです。
オススメ曲!
ギターリフがかっこいい楽曲ということで選曲します。
Rock&Roll:
「ハードロックの教科書!」とも言えるほどに多くのアーティストがカバーする名曲です。
ギター・ベース・ドラムというシンプルな構成でここまでかっこよさを作れるのはすごいの一言です。
Immigrant Song(移民の歌):
異国情緒と怪しい雰囲気が漂う曲。
この曲を聴くとやっぱりヴォーカルとドラマーの偉大さを噛みしめますね。
間奏部分のギターソロの雰囲気も好みです。
Black Dog:
このギターリフは曲を知らなくても多分耳にしたことが多いと思います。
短いフレーズを繰り返すんですが、とにかくキャッチーで口ずさめる名フレーズです。
Stairway to Heaven(天国への階段):
ギターリフではないですが、音楽史に残る名イントロです。
曲全体を通しても素晴らしいですが、とくに最初の哀愁漂うアルペジオのコード感は本当に最高です。
いかがですか?
奇をてらわずかなり王道な選曲かとは思いますが、それだけにレッド・ツェッペリンというバンドは世界基準で人気があり認知されているバンドなのです。
改めて今回レッド・ツェッペリンの音楽を聴き返しましたが、今聴いても古さを感じさせないし、普遍的な曲の良さが光ります。
それにこのメンバーたち。
ヴォーカル・ギター・ベース・ドラム、みんな個性とキャラが立っていて、本当にかっこいいと思います。
私はリアルタイムで聴いて育った世代ではありませんが、こういったバンドを見ると楽器を弾くことだったり、バンドを組むことへの憧れを抱く当時のキッズたちの光景が頭に浮かびます。
レッド・ツェッペリンの楽曲はAmazon Music Unlimitedでも聴けます!
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時代を超えて愛される名曲が多いので、是非この機会にレッド・ツェッペリンの音楽を聴いてみてほしいと思います。
とくにギタリストはアレンジも含めてかなり勉強になるバンドの1つです。