ギタリストとして確かな実力と人気があるのに、なぜかその人気の規模と比例はせずに過小評価されているギタリストたちがいます。(過大評価されるよりかはマシかも!?)
今回は、世界で過小評価されているギタリストランキングトップ10を紹介したいと思います。
1位 プリンス!
ミュージシャンとしての実力は折紙つきで、世界的にも人気があるプリンス。
しかし、なぜかギタリストとしての評価はあまりされませんでした。
恐らくプリンスの場合は、ギター以外にもベース・ドラム・ピアノが弾けて歌も上手いというマルチプレイヤーっぷりが影響していると思います。
2位 アレックス・ライフソン!
カナダ出身の超モンスターバンド、ラッシュのギタリストであるアレックス・ライフソン。
他のバンドのメンバーは、各楽器で高い評価を得ていますが、アレックスはバンドの人気と比較すると微妙な感じです。
ギターのオーケストラみたいな感じで、独特な世界観を生み出しているのに本当に謎です。
3位 マーク・ノップラー!
ダイアーストレィツのギターヴォーカルであり、中心人物であったマーク・ノップラー。
クリーントーンでのフィンガーピッキングのスタイルが特徴。
正直なところ私は、このバンドの存在もギタリストのこともこの記事を書くまで知りませんでした(笑)。
4位 ヌーノ・ベッテンコート!
1980年代以降にギターヒーローとして一世風靡したエクストリームのヌーノ・ベッテンコート。
なぜ?ヌーノが過小評価されているギタリストとして名前が挙がっている。
むしろバンド内でも1番人気があると思うし、色んなアーティストともコラボしてギタリストとしての絶対的な地位を築いていると思うけど。(不服です)
5位 バケットヘッド!
ガンズ&ローゼスのサポートをしたり、ソロとして活動しているバケットヘッド。
めちゃくちゃギターが上手く、テクニカルギタリストとしても世界トップクラスの実力の持ち主です。
ただ彼の場合は音楽的にはあまり売れていませんし、ギターを弾く人が好きなジャンルという感じで大衆向けではありません。
6位 ビリー・ギボンズ!
ZZトップのギターヴォーカルで、長いひげと帽子がトレードマークとなっているビリー・ギボンズ。
ジミヘンの前座を務めた時に彼から「アメリカで最高の若手ギタリスト!」と評価されたほどに、個性的なギタートーンとフレーズの歌い回しが絶妙です。
かっこいいブルースロックを奏でて、ギターを弾く姿も貫禄とオーラがあるのでこの評価も少し疑問な感じです。
7位 リンジー・バッキンガム!
フリートウッド・マックのギターとしてもソロとしても活動をしたリンジー・バッキンガム。
ギタリストという印象よりは、シンガーソングライターとして良い曲を作ったというイメージがあります。
勝手な憶測ですが、この手のギタリストは、曲を作るための手段としてギターを選んだという感じがあります。
8位 ゲイリー・ムーア!
数々のバンドを渡り歩きましたが、ソロ名義でも十分世界的に名前が知れ渡ったゲイリー・ムーア。
ギターでの感情表現のスキルが高く、「まさに顔で弾く」泣きのギタリストの代表的な人です。
個性が強烈で頑固一徹なスタイルだったので、好みも大きく分かれるタイプかと思います。(ちなみに私はあまり好きではありません)
9位 スティーヴ・クラーク!
デフ・レパードのギタリストであり、30歳という若さで亡くなってしまったスティーヴ・クラーク。
イギリスでは80年代を代表するほどにアルバムが売れたロックバンドであったデフ・レパード。
このバンドは、色々と問題を抱えていたため、メンバーも入れ替わっていますし、音楽性も変化をしています。
10位 グレアム・コクソン!
ブラーのギタリストであり、本国イギリスでも売れていたグレアム・コクソン。
UKロックサウンドの特徴と、オルタナティブロックが合体したサウンドで、耳に残るポップさもあり世界的に売れたバンドです。
ギタリストしての個性を前面には出さない加減が恐らくは影響してると思います。
参考にしたのは海外で放送されているこの番組です。
やっぱり1位は予想通りプリンスでした。
本当に昔からプリンスは過小評価され過ぎなギタリストだと思います。
リズムギターが抜群に上手く、エモーショナルなギターソロも弾けて、ジミヘン級の個性とパフォーマンス力を持っていたアーティストですからね。
そして、4位に入っているヌーノ・ベッテンコートも本当に謎です。(日本では人気高いですからね)
もしかすると日本人から見る基準と、海外メディアから見る視点は全然違うのかも知れません。
ロックギターの番外編として楽しんでいただければ幸いです。
音声動画はこちら。
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今は亡きギタリストたちの生前の音楽を楽しめるので、是非この機会に聴いてみてほしいと思います。