ギター、とくにエレキギターの歴史に関しては、他の楽器などと比べると非常に短く、まだ100年の歴史もありません。
しかし、現在の音楽シーンにおいては、わずかな時間の歴史ですが、かなり重要な位置の楽器でもあり、注目される楽器にもなりました。
今回は、そんな中世界で人気の高いギタリストランキングのトップ10を紹介したいと思います。
1位 ジミ・ヘンドリックス！
今は亡きジミヘンことジミ・ヘンドリックスです。
ジミヘンが出る前の音楽シーンとその後の歴史では、全く違うものにしてしまったロック界の革命児です。
個性的な音楽と派手なライブパフォーマンスで世界を一変してしまいました。
2位 ジミー・ペイジ！
モンスターバンドである、レッドツェッペリンのギタリストであり、中心人物であったジミー・ペイジ。
印象的なギターリフを作ったり、曲のアレンジ能力が高いことでも評価されたギタリストです。
ギブソンのレスポールを低く構えて弾き、スラッシュやジョー・ペリーなどの後世のギタリストにも多大な影響を与えました。
3位 エドワード・ヴァン・ヘイレン！
ジミヘンの次に音楽業界に衝撃を与えたヴァン・ヘイレン。
ライトハンド奏法や速弾きなどのテクニカルなプレイを得意とし、ハードロックブームの先駆けとなったギタリストです。
派手なプレイばかりに目がいきがちですが、抜群のリズム感でセンスのあるバッキングプレイ（伴奏）が上手いことでも有名です。
4位 エリック・クラプトン！
ロックとブルースを高いレベルで昇華させて世の中に浸透させたエリック・クラプトン。
ブルージーでメロディアスなギターを弾くことが得意であり、色んな音楽も積極的に取り入れる柔軟性もあるギタリストです。
ブルースを心から愛していることがギタープレイからにじみ出ています。
5位 ロバート・ジョンソン！
若くして亡くなったブルースギタリストであったロバート・ジョンソン。
アコースティックギター1本でブルースの弾き語りをしますが、1930年代の時の人なので、録音音源が少なく、伝説的な人として語られることが多いギタリストです。
6位 チャック・ベリー！
ロックンロールの創始者の1人として有名なチャック・ベリー。
ロックの基本となるリズムパターンを考案したり、それまではギターは控えめな存在としての位置づけであったものを変えた偉大なギタリストです。
ビートルズやローリングストーンズなどに多大な影響を与えた人物です。
7位 BB・キング！
ブルースの音楽をずっとやり続け、チョーキングなどのテクニックを編み出したBB・キング。
歌心のある覚えやすいフレーズを得意とし、長年音楽業界のトップを走り続けたギタリストです。
エリック・クラプトンやジョン・メイヤーやサンタナなど沢山のミュージシャンに影響を与え、年齢の垣根を超えて、色んなアーティストとも一緒にライブに参加した器の広いミュージシャンでもありました。
8位 スティーヴィー・レイ・ヴォーン！
不慮の飛行機事故で亡くなってしまったスティーヴィー・レイ・ヴォーン。
フェンダーのストラトキャスターに太い弦を張って、パワフルにブルースを演奏したテキサス出身のブルースギタリスト。
1音聴いただけでも彼の音であるとわかる位、圧倒的な個性のあるギタートーンの持ち主でした。
9位 デヴィッド・ギルモア！
ピンクフロイドのギタリストであり、ソロでも活動していたデヴィッド・ギルモア。
プログレという少し知的で複雑な音楽を世の中に広めたバンドである、ピンクフロイドのメンバーです。
多彩な音色で幻想的な世界観を作り上げました。
10位 ランディー・ローズ！
惜しくも25歳という若さで飛行機事故で亡くなってしまったランディー・ローズ。
オジー・オズボーンに才能を見出されて、クラッシック音楽とロックを上手く掛け合わせたメロディアスなギタープレイに定評がありました。
ヴァン・ヘイレンと同時代を生きており、当時はギターヒーローとして共に比較されるくらい高い人気がありました。
参考にしたのは、海外で放送されているこの番組です。
所感！
トップ3まではすごく納得できましたが、この中にジェフ・ベックが入っていないのが意外でした。（不服です）
腐っても世界3大ギタリストの1人ですし、ギターのテクニックと表現力は横綱級ですよジェフ・ベックは！？
音楽とギターの歴史を楽しんでいただければ幸いです。
音声動画はこちら。
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エレキギターの歴史はそのままロックの世界へと通じるので、ルーツを辿るように色んな音楽を探してみてほしいと思います。