1,980年代にレーサーXのメンバーとして10代の頃にデビューをした早熟の天才ギタリストのポール・ギルバート。(以下:ポール)
その後は、MR BIG(ミスタービッグ)としても活動し、ソロでも何枚もアルバムを出し、日本の音楽番組にも度々出演するほどの親日家です。(日本人とも結婚しています)
音楽の専門学校であるMI JAPANのギター講師をしたり、オンライン上でも色々と講義をしたりとギターと音楽がとにかく大好きなポール。
今回は、ポール・ギルバートのギタープレイと使用機材などを紹介します。
音声動画はこちら。
ポール・ギルバートのギタープレイ!
ポールは、デビューした時からテクニカルギタリストとして有名なので、典型的なギターヒーロー像の象徴となっています。
正確無比なピッキングスキルでの速弾きやスウィープピッキングやタッピングなどを得意とし、リズム感もすごくいいです。
また、色んなアーティストとコラボをしたり、作品ごとに幅広い音楽を作ったり、プレイスタイルなども弾き分けており、自他共に認める程の「永遠のギター少年」と言った感じでとにかく練習大好き人間です。
音楽によっては、ひたすらテクニックを詰め込んだタイプの曲や、メロディーやポップ感を重視したタイプの曲を作ったりと、アレンジ等を含めて常に色んな音楽を勉強している努力家でもあります。(頭が下がります)
使用機材!
ポール本人が使用機材を紹介している動画を添付します。
ギターは、昔からずっとアイバニーズから作ってもらっています。
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アンプは、マーシャルのヴィンテージです。(一時期LANEY)
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エフェクターは、コンパクトエフェクターとマルチエフェクターを並列して繋いでますね。
歪みは、アイバニーズのチューブスクリーマー。(上図では使ってませんがポールの往年のギタートーンと言えばこれ!)
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最近のポールの歪み系で大絶賛しているのが、TCのオーバードライブ。(安いっ!)
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自身のモデルを作ったフランジャー。(飛び道具的な扱いです)
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MXRのフェイザー。(ギターソロ等で粒立ちを揃える用途で使ってるようです)
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BOSSのCS-3。(コンプレッサー)
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クリーントーンはマーシャルのアンプで音を作り、歪みサウンドはエフェクターで音を足すのが最近のポールの好みのようです。(昔はアンプ直に近い感じ)
個人的な感想ですが、最近のライブでの音作りは好きですが、結構昔のライブの時の音は正直嫌いでした。(ハイがきつめだった)
最後にMR BIGの代表曲を1曲紹介します。
Daddy brother Lover little boy:
電気ドリルを使うことで有名な曲です。
この曲はいつ聴いてもギターリフを聴くとすごくテンションが上がってしまいます。
ポール・ギルバートが影響を受けたもの!
ポールが音楽に親しむきっかけとなったのは、幼少期の頃に流れていたビートルズやジミヘンやレッドツェッペリンなどの音楽です。
そこから10代になってからは、イングヴェイやヴァン・ヘイレンなどのテクニカル系のギタリストに惹かれギターの練習に熱が入ります。
光速ギタリストの異名を持つポールですが、速弾きのスキルを磨く際にはやはり相当イングヴェイの曲を聴き、フレーズをコピーしたそうです。
ヴァン・ヘイレンも大好きですが、とくに1stアルバムが出た際に普通の人なら派手なギターソロなどに注目しがちですが、ポールはギターのバッキングのアイデアとタイトなリズム感が最高にクールだと思い、それを参考にしながら自身の糧にしていきました。
また意外ですが、ポールは日本のJ-POPも大好きでよく聴いており、メロディーとコード感がユニークなアメリカの音楽にあまり影響をされていないようなアーティストに惹かれていたようです。
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