ガンズ＆ローゼス、オリジナルメンバーでついに復帰か！？
1,987年に、5人編成のメンバーでメジャーデビューをしたガンズ＆ローゼス（GUNS N' ROSES）。
現在、オリジナルメンバーとして残っているのは、ヴォーカルのアクセル・ローズ（以下：アクセル）しか残っておらず、何人ものサポートメンバーを迎え入れて現在も活動中です。
しかし、ここに来て、23年振りにオリジナルメンバーが集結してライブを決行するというニュースが飛んできました！（鳥肌！）
ガンズ＆ローゼスの栄光の歴史！
1,987年の7月にリリースした、ファーストアルバムの「アペタイト・フォー・ディストラクション」が、いきなり全世界で累計2,800万枚以上の記録を打ち立て、一気にロックスターへの階段を駆け上がりました。
その後の快進撃も素晴らしく、シングル曲は全米1位を獲得し、1991年に新作アルバムを2枚同時でリリースした「ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ、Ⅱ」は、1位と2位を独占。
その後も何枚かアルバムをリリースしては、世界中をライブツアーで周り、多くのファンを魅了したモンスターバンドでしたが、バンドのメンバー同士の関係は悪化する一方でした。
主な原因は、超気分屋でわがままなヴォーカリストのアクセルの言動や態度です。
アクセル・ローズ（上図）
遅刻やライブをドタキャンするのは日常茶飯事であり、ツアー先での滞在するホテルでのホテル荒らしや奇行も度が過ぎており、メンバーだけではなく、支えるスタッフも手を焼くほどでありました。
超問題児であるカリスマヴォーカリストのアクセルの態度にメンバーが続々と脱退！
まずは、ドラッグ癖が直らなかったドラマーのスティーヴン・アドラーを1,989年にアクセルの独断でバンドを解雇させる。（これは仕方ないですが…）
新しいドラマーである、マット・ソーラム（以下：マット）を迎え入れる。
次に1,991年には、アクセルとは最も関係が深く旧友であったギターのイジー・ストラドリン（以下：イジー）が脱退。
新しいサイドギターとして、ギルビー・クラークを迎え入れる。
ガンズ＆ローゼスの2大人気を誇っていたヴォーカルのアクセルとギターのスラッシュ。
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1,995年には、曲作りの進行や、曲のクレジット所有権などの金銭的な事でも意見が対立し、ついには当時絶大な人気を誇っていたギターのスラッシュも堪忍袋が切れて、バンドを脱退。
1,997年には、新ドラマーのマット・ソーラムも脱退。
最後に残ったオリジナルメンバーであったベースのダフ・マッケイガン（以下：ダフ）もアクセルの独裁者的な言動に愛想を尽かして、1,998年にバンドを脱退した。
その後のメンバーの動向！
バンドを脱退した各メンバーはしばらくはソロ活動をする。
2,002年には、バンドを脱退したギターのスラッシュとベースのダフとドラマーのマットが新たにバンドを組み、ヴェルヴェット・リヴォルバーというバンド名で再始動する。
ヴォーカルには、ストーンテンプルパイロッツのこれまたカリスマ性が高かったスコット・ウェイランド（以下：スコット）とタッグを組んで活動する。
1人残されたアクセルは、2,008年に約14年振りの沈黙を破り、「チャイニーズ・デモクラシー」と言うタイトルのアルバムをリリースし、新メンバーを加入させて世界ツアーを敢行する。
もう1人のギターのイジーは、ギターヴォーカルとして、ひたすらソロ活動を続けてきた。
メンバーは和解したのか！？
バンドのメンバー同士の争いの構図はシンプルであり、一言で言えば、「アクセル VS 他の楽器隊メンバー」である。
それは、脱退したメンバーのうち3人が、新たにバンドを一緒に組んだことでも仲も良く音楽性が合っていることも理解ができます。
とくに犬猿の仲と言われたバンドの2大巨頭であった、アクセルとスラッシュの仲は本当に最悪で、一方的なアクセルの勝手極まりない態度にスラッシュがずーっと耐えてきた状態でした。
しかし、雑誌のインタビュー記事では、お互いに少しは「大人」になったかはわかりませんが、今は良好なようです。
スラッシュ本人も2,015年に「オリジナルメンバーで演奏できればいいな」とコメントしていました。
実現するかは最後までわからない！？
この話は、少し前からちょいちょい出ていた話題ではありました。
それがだんだんと今は、メンバーがコメントを出すようになり、現実味を帯びてきた段階ではあります。
しかし、長年多くのファンの期待を抱かせては失望させてきた問題のあるモンスターバンドです。
とくにカリスマヴォーカリストのアクセル・ローズの気分屋っぷりは周りのスタッフにも全く読めません…。
とにかくファンとしては、暖かく見守ることしかできませんが、実現したらもう涙と感動なしでは語れません。
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