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ブラッシング(カッティング)奏法の基本をマスターしよう!

更新日:

ジェームスバレンタイン

 

ブラッシング(カッティング)とは、ミュート奏法の1つでして、コードプレイや単音フレーズとしても使うことができるテクニックです。

R&Bやファンク、ポップスやロックやブルースなど幅広い音楽スタイルで使うことがある為、非常に大切な奏法となります。

 

ブラッシング奏法!

 

ブラッシングは、楽譜上(TAB譜)では、×が付いてる箇所のことを指し、曲のリズムのアクセントや強弱となります。

また、ブラッシングをすることによって、楽曲に歯切れの良さやキレなどもつけることができるので、音を切るタイミングや長さなどを細かく考えると、心地よいグルーヴ感にもつながります。

 

ブラッシングのやり方とポイント!

 

例)Am7の省略コードを使って…

 

人差し指のバレーフォームでコードを押さえて、コードを鳴らす時は、しっかりとコードを押さえ、ブラッシングしたい時は、左手の力を抜いて、弦に軽く触れてる状態でピッキングをします。

そうすると、ピッキングをした時のアタック音が出ます。(それがブラッシング音です)

 

ジョン・フルシアンテ

 

(上図:カッティングの名手である、ジョン・フルシアンテ)

 

ポイントは、ブラッシング音を出す時の左手の力の抜き具合です。

そして、右手のピッキングを振り抜く角度(アングル)は、平行気味にしてピッキングをすることがとても大切です。

また、手首全体を少しリラックスさせた状態で、規則正しいオルタネイトピッキングで弾くこと。

 

色んなリズムパターンでアクセント練習をすること!

 

ブラッシングやカッティングは、とくにR&Bやファンク系の音楽ジャンルのギターバッキング(伴奏)では、ほぼ8割以上は曲中で使うことがありますし、ある種曲の中でも主役的な位置を示すことも多い奏法です。

なので、リズムパターンやアクセントの引き出しが多いことに越したことはありません。

 

色んなタイプのギタリストのプレイを聴いて研究することが大切です。

やはりリズムギターの勉強をするならファンクミュージックを沢山聴くことがおすすめです。

 

ロックが大好きなギタリストが薦めるファンクミュージック!

 

 

動画で詳しく解説!

 

動画を撮影したのでこちらをご覧ください!

 

 

 

本編では、「ブラッシング」の基本的なやり方やコツと、具体的なアクセント練習のメニュー等をメトロノームを使って解説しています。

また、リズムの取り方に関しても話をしているので、普段のリズム練習にも活用できるかと思います。

 

まとめ!

 

・ブラッシング(カッティング)とは、ミュート奏法の1つで、コードプレイや単音フレーズとしても使えるテクニック。

 

・ブラッシングのコツは、コードを押さえた際の左手の力の抜き具合と、右手でピッキングする際の角度(アングル)を平行気味にしてピッキングをすること。

 

・リズムパターンやアクセントの引き出しを増やすために、色んな音楽を聴くこと、とりわけおすすめはファンクミュージック。

 

・練習する時は必ずメトロノームを活用して、曲のアクセントや裏拍を意識すること。

 

いかがでしたか?

 

このテクニック自体は、決して派手で目立つプレイとは言えないですが、裏方に徹する職人気質のギタープレイヤーなどは、このブラッシング(カッティング)の音のキレ加減とグルーヴ感だけで飯を食ってる人達は大勢います。

 

私自身もこのテクニックに関しては、本当に奥が深くてまだまだ満足できるレベルではありませんので、地道に練習をして一流の職人レベルまで腕を磨きたいと思っています。

 

ナイル・ロジャースが教えるリズムギターのコツ!

 

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