コードアルペジオとは、コードストロークのように和音を全部一気に弾くテクニックではなく、1つ1つの音を分散して分けて弾く分散和音の奏法となります。
コードチェンジを流れるようにスムーズにやる必要もありますし、正確なピッキングのテクニックも必要になってくるので結構大切な奏法の1つとなってきます。
また、コードバッキング(伴奏)のアレンジのネタとしては、使用頻度が高い奏法の1つです。
エレキギターでもアコースティックギターでもバッキングネタとして重宝するテクニックなので、決して避けては通れない関門です。
メジャーコードとマイナーコードの弾き分け練習メニュー!
アルペジオの効果的な基礎練習としては、メジャーコードとマイナーコードのコードチェンジをしながらアルペジオをやる練習方法です。
例)
CーCmーDーDmーEーEm…。
このように、ルート音を徐々に上げていく練習パターンと、逆に下がっていくパターンなどをやるという感じです。
そして、大事なことは、ピッキングパターンは、ダウン&アップを交互に繰り返すオルタネイトピッキングで、最初は規則的に練習することです。(ピッキングの強化の為)
人によっては、エコノミーピッキングでやる方が弾きやすい人もいるかと思いますが、ギター初心者の頃は、基本に忠実にまずはオルタネイトピッキングで練習をしてほしいと思います。
動画で詳しく解説!
具体的なアルペジオ奏法のコツや、練習方法とコード(和音)に関した基礎的な理論のまとめなども話しています。
アルペジオは弾いた音がブツ切れしないように…
アルペジオで大事なことは、鳴らした音が途切れないように、1つのコードをしっかりと押さえて流れるように1音1音を確実にピッキングすることです。
後々、テンションコードとかを覚えていくと、音の響きや余韻が心地よくなってくるので、ピッキングの基礎練習も兼ねて、地道に練習をしてポイントをつかんでほしいと思います。
まとめ!
・アルペジオとは、コードを1音づつ分けて弾く分散和音の基本奏法。
・ギター初心者の頃は、右手のピッキングテクニックの強化も含めてオルタネイトピッキングで練習すること。
・1つ1つの音が途切れないように確実にピッキングをして、音を伸ばすことを意識すること。
いかがでしたか?
コードアルペジオは、すごく奥が深い奏法の1つで、ギタリストの癖やセンスなども表に出やすいものです。
またコード進行の流れだったり、テンションコードや分数コードなどの音の選び方なども考えると、テクニック面以外にも発想次第でいくらでも広げることが可能となります。
是非幅広く音楽を聴いてみて、いいなと思うフレーズがあったらコピーしてみると音楽理論面とかでも勉強になります。(ピアノのアルペジオでも良し)