ギター初心者向けにリードプレイ(単音弾き)を弾く際の運指練習(フィンガリング)の超基本を紹介します。
メロディーラインを弾くこと自体は楽しいことですが、ムダな動きが多かったりすると弾けるフレーズやテンポ(BPM)も限られてしまいます。
なので、正しい指の運び方の基本を押さえることはとても大切です。
今回もお馴染みの半音階スケールのクロマティックスケールを使って解説します。
上昇&下降フレーズ練習!
例)1弦の1f~4fの上昇&下降フレーズの場合
【フィンガリングの基本とポイント】
1、運指の際に各指をあまりギターのネックから離さないこと。(最小限の動き)
2、1音1音の音をしっかりと伸ばしてから次の音へ繋げるイメージでやること。
3、クラシックフォームを使い、このフォームで弾く感覚に慣れること。
動画で詳しく解説!
文章だけで伝えるのは難しいのでこちらの動画をご覧ください。
下降フレーズの方が最初は少し難しいかと思いますが、反復練習をして感覚をつかんでほしいと思います。
また、動画内でも使っていますが、テンポに合わせて練習するようにメトロノームを活用することを強くオススメします。
そして常套手段ですが、最初は遅いテンポからはじめて丁寧に弾くことを意識してください。
まとめ!
・単音弾きをする際の左手のフィンガリングは、ムダな動きをしないように意識すること。
・クロマティックスケールを使った運指練習では、メトロノームを活用して遅いテンポから徐々にスピードを上げること。(音をしっかりと繋げること)
いかがでしたか?
クロマティックスケールは、指を温めるためのウォーミングアップとしても最適な練習フレーズなので、是非毎日続けてほしいと思います。
面白みにかける地味な練習ですが、ギター初心者の頃は正しい指の運び方に身体で慣れてほしい時期なので、少し我慢して継続すると指の力(フィンガリング)も鍛えられます。
最終的には地味な練習の積み重ねが1番身体には効きます。