ギターを弾くなら自分の楽器のメンテナンス(お手入れ)だけではなく、自分の手や爪に関しても同様にメンテナンスをする方が長い目で見ると絶対に良いです。
なぜなら身体的な痛みやトラブルなどを抱えながら練習を続けていくことはかなり苦痛なことだからです。
爪のケアの重要性!
私の場合は、基本的にはエレキギターを中心に演奏をしてきていたので、そこまで爪のケアを今まではしない方でした。
しかし、アコースティックギターを弾く機会が増えてきて、指弾き中心のプレイやパーカッシブに弾く演奏スタイルの練習をするようになってから右手の爪を酷使するようになってきました。
そうすると人差し指や中指や薬指の爪が結構ボロボロになってしまい、痛みも出るようになってしまいました。
その痛みが演奏の支障をきたすようになってきたので、それを機会にクラッシックギターやフラメンコギターの人達がやるようなアロンアルファやマニキュアなどを使い、爪のコーティングをしてケアするようにしました。
爪のケアのやり方について!
知り合いのミュージシャンの人に爪のケアの具体的なやり方を教わり、実行してるやり方を紹介します。
使うのは、100円均一などで売ってるアロンアルファと通販の生協で販売してたツヤ出しとコーティング用の透明なマニキュアです。(2000円位)
ケアする手順!
1、風呂上りのキレイな爪にまずは、100円均一で購入したアロンアルファを右手の全部の爪にムラがないように薄く塗っていきます。
2、翌日にツヤ出しとコーティング用のマニキュアを両手の全部の爪にも薄く塗っていきます。
3、最後の仕上げに爪が乾いてから爪用のヤスリ(100円均一で売ってます)で凸凹がないように丁寧に磨いて終了です。
この工程を大体1週間に1度くらいのペースでやっていきます。
爪のケアをしてからは、今まではプレイ中に感じていた痛みも無くなり、ルックス的にもツヤが出てキレイに見えます。
正直なところ少しめんどくさい作業ですが、指弾きを使うなら爪の出音は、プレイヤーの命のなるので、ボロボロにならないように継続していきたいと思っています。
手のケアについて!
手のケアに関しては、私の場合は割とギターを弾き始めた頃から行ってきたことがあります。
それは、夜寝る前に保湿用のハンドクリームを塗って乾燥を防ぐことです。
夏はやらないことが多いですが、秋、冬、春などは手がガサガサに乾燥する体質なので絶対に自己ケアをしています。
とくに冬場は朝と夜の二回に分けてハンドクリームを塗っている程です。
結構話を聞くと、ギタリスト以外にもピアニストの方もやってる人が多いと聞きました。
手首と指のストレッチ体操!
身体のストレッチ体操に関してもとくに冬は練習前や練習後に入念にやっています。
ケガや腱鞘炎防止の為もありますが、私の場合はギターを弾く前の準備運動みたいな感覚でやっています。
ライブ前とかも心を落ち着かせる為のルーティーンとしてもストレッチをしています。
私の大好きで尊敬してるスーパーギタリストのジョン・ペトルーシは、教則ビデオの中でストレッチの重要性と手から肘にかけてのマッサージの重要性に関しても説明していました。
やはり長時間ギターを練習すると、身体に疲れが溜まるし、ケガや筋肉疲労を防ぐ為にも大切なことだと思います。
まとめ!
1)楽器のメンテナンスと同様に手や爪など身体のメンテナンスも大事。
2)アコースティックギターやクラシックギターを弾くなら爪の手入れは必須。(出音に影響が及ぶ)
3)ケガの防止や疲労緩和の為にもストレッチ体操をしたり、マッサージをすることはプレイヤーとしての寿命を伸ばす為にも大切。(年々そう思います)
いかがでしたか?
正直なところないがしろにしやすいトピックかと思いますが、爪のケアや身体のコンディションを整えることの重要性は、年齢を重ねるたびに実体験として痛感します(笑)。
変なクセや回復が遅れない為にも若い時から意識した方が良いと思います。