私自身も経験がありますが、どうしても人は、周りの友達や知り合いの人などと自分を比較して、優越感を得たり、逆に劣等感や挫折感を味わったりすることがあるかと思います。
とくにギター初心者の頃にある場合で多いのが、自分よりも後からギターを始めた人にすでに追い越されてしまった場合などは、結構悔しい思いをしたり、嫉妬心なども出ることがあると思います。
他人の環境と自分とは違うことを知ること!
ここで大切なことですが、他人と比較をしてもほとんど意味がありません。
もちろん、良い意味で「負けず嫌い」な面が働いて練習するのにやる気が出たりすることはいいとは思います。
しかし反対に「嫉妬心や羨ましい気持ちや、能力の差が違うのか?」と自信を失くしたり、自分の力を疑ったり、ギターを嫌いになったりすることは、非常にもったいないことだと思います。
そもそも他人とは、練習する環境や使える時間の問題など、色々なことが異なることを知りましょう。
身体も違えば環境も異なる
もしかしたら上手くなっていった友達や知り合いの人は…
「練習する暇な時間が沢山あった」
「ギター雑誌やDVD等を沢山買っていた」
「親兄弟がすでに音楽をやっていた」
「近くのギター教室にこっそり通っていた」のかもしれません。
今の自分と全く同じ環境と時間の使い方をしてる人なんて世の中に一人もいません!
その事実をまずは知っておくことが大切です。
少し前の自分と比較して上達しているか!?
「敵は己自身」とよく言いますが、本当にその通りだと思います。
とくに楽器の習得やスポーツなどは、日々の練習の積み重ねが大切ですし、それが全てです。
元メジャーリーガーのイチロー選手も言っていましたが、数ヶ月前の自分自身と比較して、少しでも上達していることを実感することが大事です。(自分自身と日々向き合うこと!)
自分の演奏を録音する習慣
逆に言えば、上達具合を実感できれば最高ですし、案外自分のプレイを客観的に見ることは難しいので、定期的に何でもいいから自分の演奏を録音しておくことも重要です。
録音機材は本当に何でもいいです。
私の場合は、普通にスマートフォンのボイスレコーダーを使って定期的に録音してチェックしています。
大体、3ヶ月に1回位のペースで定期的に自分のプレイをチェックして上達具合が確認できれば上出来だと思います。
他人とは一切比べずに、少し前の自分自身と比較してレベルアップをしていってほしいと思います。
まとめ!
・他人と演奏スキルなどを比較することはあまり意味がない。
・そもそも時間の使い方や環境が異なることを理解すると気持ちがラクになる。
・他人と比べるのではなく、少し前の自分自身と比較することで今の上達具合がわかる。
・定期的に自分のプレイを録音する習慣を持っておくとよい。
いかがでしたか?
とくに10代の学生時代の頃にはこの傾向は強く出ると思いますが、そこでイヤな気持ちになってしまって途中でやめることが1番もったいないです。
何かの参考になれば幸いです。