1,980年代の後半にドリームシアターのメンバーとしてメジャーデビューをしたジョン・ペトルーシ。
バンド以外にもソロとしても音楽活動をしたり、他のアーティストのプロジェクトにも積極的に参加したりして、ギタリストとしての実力とキャリアを確実なものとしています。
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今回は、世界中を飛び回っているジョン・ペトルーシのギタープレイと使用機材などを紹介します。
音声動画はこちら。
ジョン・ペトルーシのギタープレイ!
ギターのテクニックと表現力は本当に世界のトップクラスであり、ライブでもほとんど演奏ミスをしない程に正確無比なギタープレイを真骨頂としています。
ミュージシャンとしてのバランス感覚が非常に良く、幅広いスタイルの音楽を自由にプレイできるし、自身もバークリー音楽院でしっかりと音楽理論を学んできているので、作曲やアドリブ等にも生かしています。
得意なプレイスタイルとしては、変拍子を使った複雑な構成の曲を好み、速弾き、タッピング、スウィープピッキングなどを高次元のレベルでこなしてしまう。
そして、テクニカルプレイばかりでなく、卓越したメロディーセンスもあり、歌うようなメロディアスなプレイも得意としており、ギタリストとしてかなり完成されています。(理想像です)
使用機材!
ジョン・ペトルーシのギターテックの人がライブでの使用機材を紹介している動画を添付します。
ギターは、昔はアイバニーズを使ってましたが、2,000年頃からはずっとミュージックマンから自身のプロトタイプのギターを作ってもらっています。
6弦と7弦のギターがあり、チューニングの種類によってギターを複数使い分けています。
アンプは、デビュー当時からずっとメサブギーを使い続けています。(マークシリーズが好みのようです)
エフェクターは、しっかりとラックシステムでプログラミングされてるし、数も多いです(笑)。
しかし、ジョン・ペトルーシも現在の音楽シーンでの流行りのシステムはしっかりと押さえています。
足元のペダルボートは割とコンパクトにキレイにまとめらていますが、これだけきれいにプリセットするのは素人の知識と予算でははっきり言って無理だと思います。
なので、要所を把握すると...
自身のプロトタイプを作ったワウペダル。
きれいなコードサウンドを彩るコーラス。(おすすめ)
最後にドリームシアターの感動的な名曲を紹介します。
The spirit carries on:
もうこの曲のギターソロは、いつ聴いても素晴らしいの一言です。
テクニック、メロディーライン、表現力、ギタートーンなどが超一級品です。
ジョン・ペトルーシが影響を受けたもの!
音楽が大好きで練習の鬼として有名なジョン・ペトルーシ。
彼の卓越したギタースタイルに影響を与えたものとして大きいのが、イエスやキングクリムゾンやラッシュなどに代表されるプログレ系の音楽です。
とくに彼は、ラッシュ(Rush)が構築している音楽性にとても影響を受けています。(他のドリームシアターのメンバーもそうですが...)
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そして、ギタリストとしては彼も公言していますが、スティーヴ・モーズのプレイスタイルから多くのことを学んだと言っています。
ジョン・ペトルーシのプレイの特徴として、正確無比で音の粒立ちがとてもきれいな右手の高速ピッキングがあります。
スティーヴ・モーズも高度なスキッピングやクロマティックスケールを効果的に使ったピッキングスタイルを持ち味としていますが、ジョンは自身のプレイスタイルを築き上げる過程で彼のフレーズを発展して練習して今の高度なテクニックを身に付けました。
さらにプロのなってからでも同じメンバーのジョン・マイアングと約束を交わしていますが、必ず毎日6時間以上は楽器の練習をしているとのことです。
音楽とギターの道を探求し続けるその高い志には本当に頭が下がります。
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テクニカル集団として名高いドリームシアターの音楽は、本当に多くのドラマチックな展開の楽曲があり、聴き応え十分です。