30年以上の音楽キャリアを誇り、ギターのテクニック・表現力は、ロックギター界のトップクラスであるスティーブ・ヴァイ。
スティーブ・ヴァイの心に響く名言とギタープレイの特徴と使用機材!
音楽理論にも精通し、常に新しい音楽表現を探している天才奇才でもあります。
今回は、色んなことを経験してきたスティーブ・ヴァイが、全てのギタリストに知っておいてほしい3つのことを紹介したいと思います。
初期衝動は過大評価されている!
ソロを録音する時は、たまに1回だけ弾いて、その場で何か起こるかを見てみることもある。
でもいつもは何度も何度も演奏するんだ。
座って何かに取り組む時は、レベルを上げていくんだ。
座って1つのセクションをループさせて、何度も演奏して、何か奇妙で面白い、風変わりで叙情的なものが出てくるまで演奏するんだ。
それは瞑想のようなものだ。
レコードを叩けば何かが出てくるし、インスピレーションを受けることもあれば、くだらないものになることもある。
でも、またしても座って作業していると、ハードルが上がるんだよね。
(以下同様)
よくレコーディングをする時に、1番最初のテイクが良いものができると言う逸話を聞きますが、それとは正反対の意見です。
何回も弾いて、風変わりで叙情的なギターフレーズを根気よく引き出すんですね。
それは2つの必要がある!
コラボレーションは、他の人間関係よりも親密なものです。
私たちは皆、親や子供、友人、同僚、兄弟、恋人などとの関係を持っていますが、他のソングライターとの関係になると、それは違います。
でも、他のソングライターとの関係になると、また違ったものになります。
そうすれば、彼らもあなたに同じことをしてくれるでしょう。
そうすれば、いいことが起こるんだ。
ヴァイ先生は、ジャンルの垣根を越えて色んなミュージシャンと共演・共作をしてきたし、自身の作品以外でも沢山のレコーディングに参加しています。
本文の要約は少し難しいですが、「コラボする相手のアイデアや意見を尊重しなさい」ってことなのかな!?
ギターは無限大!
ギターで弾けるものは全て既に起きてしまったことだと考えることさえできるのであれば、創造のプロセスとは何かということを本当に見失っている。
どんな分野でも創造のプロセスは無限です。
何も尽きることはありません。
それは、宇宙は無限ではないと言っているようなものだ。
宇宙は無限ではないと言っているようなものです。
ギターや音楽と宇宙を結びつけることが多い彼らしい言葉の綾です。
まとめ!
1、初期衝動は過大評価されている。
2、それは2つの必要がある。
3、ギターは無限大。
少し抽象的な言葉でしたが、スピリチュアルな示唆を含める辺りがヴァイ先生の核となる部分です。
我々凡人は、彼の思考や音楽に対する思いをそのまま受け止めましょう。(当然ギターを練習することも大切です)
話題を変えて2019年頃の話ですが、音楽理論に関する教則本を作ったようです。
バークリー音楽大学出身で、譜面の採譜などを得意としていたので、「音楽理論」に関しても熱い気持ちをお持ちのようです。
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ギターインストゥルメンタルの世界を先陣を切って切り拓いてきたスティーブ・ヴァイ。
世界最高峰のテクニックと、ぶっ飛んだ音楽世界をまだ知らない方はこれを機に知ってほしいと思います。