アコースティックギターやクラッシックギターのような生音が出る楽器の場合は、あまり関係はありませんが、エレキギターの場合には、練習する時にいくつか注意してほしいことがあります。
むしろ注意深く意識しながら練習をすることで、ギターの上達具合は加速します。
クリーンサウンドでちゃんと弾くこと!
それは、何かと言うと、オーバードライブやディストーションサウンドなどで、音を歪ませてごまかしながらギターを弾かないということです。
とくにレガート系のフレーズは。
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音が歪んだ場合だと、レガート系のフレーズは簡単に音が出て繋がりやすいので、その感覚に慣れてしまわないことです。
まずは、しっかりとクリーンサウンドで1音1音丁寧に弾くことが大切です。
しかもメトロノームを使って遅いテンポ(BPM)から徐々にスピードを上げて練習することがポイントです。(王道ですが…)
千里の道も一歩から!
別にテクニカルな速弾き系のギタリストを目指してなくても、運指の基礎練習としてある程度は練習を積むことは大切です。
ギタープレイーの基本として…
・右手のフルピッキング練習。(開放弦だけでも大丈夫)
・オーソドックスなクロマティックスケールやメジャースケールを使った運指練習。
・左手のレガートフレーズでの運指練習。(メジャースケールなどを使って)
・16分音符のカッティング練習。(ワンコードでも大丈夫)
・アクセントの位置を入れ替えたリズムトレーニング。
などなど。
上記のものは、どんなにギターを弾く経験年数が増えても定期的に練習をした方がいいです。
いわゆるギターの技量を測る基礎体力に当たるモノですし、こういった単純なシンプルなフレーズでギターの上手い・下手などの力量がわかります。
むしろ派手なギタープレイよりもシンプルなフレーズの方が実力の差が明確にわかってしまいます。
地味な練習が1番効果がある!
私も経験がありますが、はっきり言ってこういった基礎練習はつまらないし、地味です(笑)。
だからやりたくない気持ちはすごくわかりますが、地味な練習をコツコツと続けることが1番効果があるし、上達への近道となります。
私もギターを弾き始めてから15年以上が経ちましたが、今でも基礎練習は定期的にやります。(途中ブランク期間もありましたが...)
しかも毎回指の力の感覚だったり、手首の感触が異なり違う発見があったり、プレイフォームを見直す良いきっかけにもなります。
何かあまりギターの上達具合を感じられない時は、こういった基礎練習を繰り返して、自分の基礎力を見つめ直す時かな?と思います。
まとめると...
・エレキギターを練習する時はクリーントーンで1音1音丁寧に弾くことを心がけること。(メトロノームを活用して)
・「千里の道も一歩から」地道な基本的な練習こそが1番効果があり、上達への近道であることを理解して練習に取り組むこと。
・シンプルなフレーズでこそギタリストとしての実力の差がわかってしまうので、定期的に基礎練習をしてプレイフォームなども見直すこと。
いかがでしたか?
ウォーミングアップのための指ならし的な練習とは別モノと考えて、練習時の後半や最後の方にやるとより効果的です。
できればシンプルなフレーズを録音してみて、客観的に自分のプレイを聴く習慣を身に付けると上達具合は一気に加速します。