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ドロップDチューニングのやり方と効果的な活用法!

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チューニング

 

ドロップDチューニングとは、ギターの1番低い音の弦の6弦だけが、通常より1音低い音程のD音(レ)で合わせたチューニングのことを言います。

主にハードロックやヘヴィーメタルやグランジロックなどの音楽ジャンルで使うことが多いですが、アコースティックギターの弾き語りなどでも使うことはあります。

 

ドロップDチューニングの音程の基本!

 

1弦 ⇒ E

2弦 ⇒ B

3弦 ⇒ G

4弦 ⇒ D

5弦 ⇒ A

6弦 ⇒ D ← この音だけが、レギュラーチューニングとは違うだけ。

 

以上のようになり、6弦以外の音は通常のレギュラーチューニングと全く同じ音程です。

 

ドロップDチューニングのやり方!

 

わかりやすいように動画で解説します。

 

 

 

 

6弦だけを1音(2フレット分)下げればいいので、チューナーを使って「♭」のボタンを2回押してD音に合わせればいいだけです。

 

ドロップDチューニングを使うメリットと活用法!

 

通常のレギュラーチューニングとあまり違いがないですが、この変則チューニングを使うメリットをまとめてみたいと思います。

 

1、ローコード(低音)を1音下げることで、ヘヴィーで重たい雰囲気の曲を作ることができる

 

ハードロックやヘヴィーメタルなどの重く激しいタイプのバンドがよく活用しています。

とくにマイナー系のコード進行ではよく重宝するやり方です。

 

2、パワーコード(1度&5度)を1本の指でバレーコードで簡単に押さえることができる

 

1本の指でパワーコードを押さえられるので、横移動が激しいギターリフやバッキングプレイ(伴奏)などが容易になります。

 

3、Dメジャーの曲や、Dマイナーなどのキー(音階)の曲が作りやすい

 

6弦開放弦の音(D=レ)を多用したりして、ギタリストにとっては色々とアイデアが浮かびやすくなります。

 

個人的には、2と3の理由がドロップDチューニングを使う最大のメリットだと思います。

 

ドロップDチューニングを多用するアーティストやetc...

 

ギターリフなどの活用例などを動画で解説しています。

 

 

 

 

日本人でよくこのチューニングを使うのは、今は亡きギタリストである、元X JAPANのhideや、SIAM SHADE(シャムシェイド)やラウドネスなんかが使っていました。

 

海外のバンドでは、ヴァン・ヘイレン、パンテラ、Tool、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやマリリン・マンソンなどがロック系の人ではよく使います。

アコースティックギターでは、ジョン・メイヤーがD音を上手く使ったコード進行を作ります。

 

とくにTool(トゥール)は、9割以上の曲でこの変則チューニングを使っており、非常に使い方も上手いので参考になるかと思います。

 

Tool

 

動画内で紹介した曲:AEnema

 

 

ソリッドなギターサウンドでシンプルなギターリフで耳に残りやすいです。

そして、Toolのプロモーションビデオは、基本的にどの曲も意味深な作りで不気味なことで有名です。

 

Tool(トゥール)の音楽性とギターの使用機材!

 

ギタリストやベーシストにとっては、簡単で便利なチューニングの1つなので是非活用してみて下さい。

 

まとめ!

 

1、ドロップDチューニングとは、通常のレギュラーチューニングの6弦の音だけを1音下げたチューニング。

 

2、ローコード(低音)を1音下げることで、ヘヴィーで重たい雰囲気の曲を作ることが可能。

 

3、パワーコードを1本の指でバレーコードで簡単に押さえることができる。

 

4、Dメジャーの曲や、Dマイナーなどのキー(音階)の曲が作りやすいこと。

 

5、Toolの音楽を聴いてみよう。

 

最後にチューニングをする際には、「手軽に・簡単に・精度高く」音を合わせることができるチューナーを使いましょう。

 

オススメのチューナー!

 

今、1番のおすすめは、ギターのヘッドにつけるクリップ型のチューナーです。

 

とにかく安く、電池の持ちがいい製品。


 

バックライトが付き、高機能な製品。(管楽器でも使用可能)


 

どちらもエレキギター・アコースティックギター・クラッシックギターやベースなどの弦楽器で使えます。

 

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