引き続き、ドリームシアターのスーパーベーシストである、ジョン・マイアングのベーシストに向けてのアドバイス特集です。
【教訓】楽器を上達させるには、まずは練習時間を3時間確保すること!
(以下:原文)
You need a lot of determination – that’s a really important part. You’ve got to be determined to keep to that block of time that you’re trying to achieve, and you’ve also got to be determined when things aren’t going as well as you think they should be. From my perspective, it’s very challenging, especially when things get really busy.
The best way, I find, to try to tackle it is early in the day, so by early afternoon I can say “I’m done”. If life takes over, you’ve already achieved your practising goal, and that’s the most important thing. And then from there it’s just a matter of being creative with what you’re learning and building upon that.
One of the cool things about an instrument is that learning to play is something you do over the course of a lifetime. It’s not something that’s stagnant, there’s always something evolving and there’s always a sense of challenge.
Figuring out ways to motivate yourself to learn essential elements is the real big issue when you play an instrument, because ultimately it’s just desire to play that really pushes you. Sometimes it’s not there, and that’s when discipline kicks in.
(和訳)
とても強い意志を持つことが必要になる。
ここは本当に大事なことだよ。
それほどまとまった時間(1日3時間)を確保するには、強い意志を持たないといけないし、自分の思う通りに事が運んでいないときにも、強い意志を持たないといけない。
そうするのはすごく大変なことだと僕は思う。
特に本当に忙しいときには。
練習に取り組む方法としてベストだと僕が思うのは、1日のうち早い時間帯に始めて、午後の早い時間までには「もうやった!」と言えるようにすること。
練習よりも生活自体のほうを優先事項にできれば、あなたはもう練習面でのゴールに到達している。
そして、これが1番大事なことなんだ。
そして、そうなってから、自分が練習しているものについて、クリエイティブになるとか、基礎の上にさらに築き上げていくという話になるんだ。
楽器のクールなところの1つは、生涯を通して演奏を学んでいくところだね。
「ここで終わり」、ということがないし、常に何か進展することがあるし、常に挑む感覚がある。
楽器を演奏するにあたって、真髄を学びたいという気持ちを自ら起こす方法を見つけることは、本当に重要なことだ!
本当にあなたの後押しをしてくれるのは、究極的には、「演奏したい!」という欲求だけだから。
時には、全くやる気がないこともある。
そして、そこが自律の出番だ。
「練習の鬼」として有名な彼が言うとすごく説得がありますね。(筋トレに関してもストイックです)
メンバーであるジョン・ペトルーシとの約束!?
同じバンドのメンバーである、ギタリストのジョン・ペトルーシは、10年以上前のインタビューで、プロになった今でも1日に最低6時間はギターを練習していると言っていました。
しかもそれは、ジョン・マイアングと誓った「約束」であり、仕事に行く前やオフで遊びに行くときの外出前には、必ず習慣としてやっていると公言しており、私は頭が下がる気持ちでいっぱいでした。
一流のミュージシャンが一流である所以です。
追伸!
新型コロナウイルス感染が広まったコロナ渦の中では、スタジオに籠ってより集中してギターの練習や曲作りに没頭できているとある雑誌のインタビューで応えてました。(1日10時間位)
音楽に対する情熱と向上心の高さには脱帽モノです。