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音楽の魅力!(楽しみ方)

海外留学中に経験した音楽セッションでの1コマ!

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ギター初心者

 

海外留学中に経験した音楽セッションでの1コマ!

 

今回は、1つ体験談として私が以前、ワーキングホリデー制度を利用して、カナダのトロントに語学留学していた時に経験したバンドでの出来事を紹介したいと思います。

私は、2008年~2009年の時に全然音楽とは関係なく語学留学の為に約1年半の間、カナダのトロントで海外生活を送っていました。

 

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合計で4校の学校を転校しながら必死に英語の勉強をしていたんですが、1番最後に通っていた学校では面白いイベントの企画があり参加してみました。

それはどんな企画かと言うと、何か楽器が演奏出来る人同士でバンドを組んで、1日イベントを通して発表コンテストをすると言う企画でした。

 

私は、カナダに来てからもすぐに遊び用として、約10万円位のエレキギターを購入していたので面白いと思いすぐにその企画に応募してバンドを組みました。

 

グローバル化バンドを結成!

 

集まったメンバーは、カナダ人とメキシコ人と韓国人と私の日本人の5人でした。

発表までの練習期間はあまりなかったですが、まずはお互いのことを知ると言うことで軽く自己紹介をして、「何でカナダに留学したのか?」とか「今まで何をしてきたのか?」みたいな話をお互いにつたない英語でコミュニケーションをしました。

やっぱりラテン気質なメキシコ人はよくしゃべりました(笑)。

 

いざスタジオ練習へ!

 

学校で元々友達でもなかった外国人同士でのバンド結成だったので、やっぱり最初のスタジオ練習の時は少し緊張しました。

共通の「音楽が好き・楽器が弾ける」と言うだけで集まり、期待もありつつ、お互いの演奏スキルが全然わからない状態だったので少し不安もありながらのスタートでした。

ただイベントまであまり時間がなかったので、選曲ではできるだけみんなが知ってるような曲を選びあまり難易度も高くない曲を選ぼうとしていきました。

 

持ち時間がセッティング込みで30分はある予定だったので、多くても4,5曲だろうと言うことで、最初は割とスムーズに誰もが知ってるビートルズをやることは決まりました。

ビートルズの曲は、比較的コードもメロディーもシンプルなものが多いので、少し練習すれば大丈夫だろうと思いました。

しかし、残りの曲の候補が全然決まりませんでした…。

 

選曲に苦戦…

 

キーボードを担当する人がメキシコ人なので、「サルサっぽいのがやりたい!」とか、フォークギターを担当するカナダ人が「カントリー系の音楽をやりたい!」などお互いに音楽素養がないものを持ち出してきたので、意見が合いませんでした。

 

ちなみに私とドラマーの2人の日本人は音楽の趣味がすごく似てたので、「メタリカやプログレっぽいのがやりたい!」とか自由に言ってました(笑)。

ヴォーカルの韓国人はノーコメントでした…。

 

やっぱり基本は、楽器隊の意見が合わないと前に進めないので、初日は残りの選曲をお互いに宿題として考えてくると言うことでひとまず終わりました。

日本人とは違い、外国人は自己主張が強いので譲らないことは譲らないので結構大変だったし、下手な英語でのやり取りも大変でした。

 

セッションプレイを開始!

 

つづきの選曲に関しては、私が坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」を提案しました。

次回の練習までに耳コピをして、簡単なコード進行表をメンバーに渡して実際にメロディーを弾いて聴かせたら「この曲は良い!」と好反応が返ってきて、コードもわかってたのでその曲で決まりました。

やっぱり本当の名曲は、世界共通だなと思いました。(さすがは坂本教授)

 

そして、1曲位は何かオリジナルなことをやりたいと言うことになり、ファンク系のセッションを軽くしてみました。

途中のキメフレーズと最後の終わり方だけを簡単に決めておき、後は全部アドリブでやると言うことで話がまとまりました。

やっぱり何だかんだ言ってもこのフリーセッションが1番楽しかったです!

 

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軽いカルチャーショック!

 

セッションは、プレイヤーの力量が出るし、次にどんな展開で進ませるのか?を息を合わせながらやっていくのでスリリングだし、音楽を演奏する1番の醍醐味でもあると思います。

実際に何度か合わせてみましたが、やっぱり音楽は言葉の壁を超えると言うか、これをきっかけに少しづつお互いの距離も近くなっていった感覚はありました。

 

そして、このスタジオ練習では軽いカルチャーショックを受けました。

私自身は、日本では結構大雑把な性格の持ち主ですが、カナダ人やメキシコ人と比べるとどうしても性格が細かく完璧主義的になっていました。

 

私の中では、もっと練習して演奏のクオリティーを上げたり、カバー曲に関してもしっかりとアレンジを考えたいと思うところでも、彼らの中ではもうこれでオッケーだと言う感覚でした。

 

育った環境で性格が出る!

 

その感覚は、他の場面でもよく出ました。

例えば、本番前のモニターチェックや音作りも私が1番時間をかけて作業をしてたし、本番前のストレッチや指ならしなども時間をかけてやっていました。

彼らはいつも自然体でいれて変な気負いがなく、リラックスしてる感じは国柄の違いを強く感じました。

逆に少し羨ましかったです。

 

そして、本番も思ったよりかは上手くいったし、とても楽しかったです!

やっぱりどんな国や場所でも音楽やバンドをやったりすることは良い刺激になるし、貴重な人生経験と思い出の1つとなりました。

 

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