GET WILDの魅力と小室哲哉の才能!
1980年代にヒットした3人組の音楽ユニットであるTM NETWORK。
ユニットの中心人物は、その後に一大ブーム旋風を巻き起こした小室哲哉である。
2017年4月5日に彼らの代表曲である「GET WILD」が再びリリースされる。
しかも33曲全てが「GET WILD」の原曲をアレンジしたもので、ネット上では「ワイルドにもほどがある...」との声も上がっています。
シティーハンターのエンディングテーマ曲として大ヒット!
この曲は、1987年にリリースされ、アニメ「シティーハンター」のエンディングテーマとしてタイアップされ大ヒットしました。
私は世代的にリアルタイムでアニメは見てはいませんでしたが、再放送として何回も放映されていたので、実は「シティーハンター」は大好きなアニメでした。
プロのスナイパーで、裏の世界では実力ナンバー1の殺し屋である主役の冴羽獠が、部類の女好きでスケベであって、仕事の腕はあるけど普段とのギャップに差があり、コメディータッチで重たい雰囲気にはさせない作風が好きでした。
何か個人的には、「ルパン三世」と通じるものがいくつかあり、取り扱うテーマや題材は大人向けで重たいけど、子供でも楽しめる雰囲気がありました。
リメイクされ続けていた曲!
「GETWILD」は、過去にも他のアーティストがアレンジを変えてリリースしたり、本人達もリミックスして何回かリリースを繰り返してきた曲の1つであり、リリースする度に再ヒットしてきた名曲です。(アーティスト冥利に尽きます)
「この曲の印税やカラオケなどの使用料で一体いくら稼いできたんだ!?」と突っ込みたくなるほどです。
その上で、リリースしてからの30周年記念と題して33曲全てが「GET WILD」ってのは、ある意味ではGET WILD商法だと言われてもおかしくはないと思います。
小室哲哉の才能!
小室哲哉は、日本の音楽業界のトップレベルのメロディーメイカーです。
以前何かのインタビューで本人が言っていましたが、1つの定番的な定石コード進行の上で、「何パターンも無限に歌メロを作ることができる!」と言っていましたが、本当に多作です。
しかもキャッチーで覚えやすいメロディーが多いです。
この「GET WILD」のとくにサビの部分の歌メロはシンプルですし、イントロや中間部分でもピアノのソロパートとして繰り返し出てきます。(リフレインします)
しかし、バックのコード進行や代理コードの使い方も一般的であり、あまり芸がありません(笑)。
演奏家としてのピアノの技術も普通だと思います。
それでも歌メロに関しては本当にキャッチーで光るものがあります。
私自身は、小室哲哉のファンではありませんが、覚えやすい耳に残るメロディーを作る音楽センスは本当に羨ましいと思います。
ギタリストの木根尚登は必要か!?
数年前に本人が暴露したことで有名になりましたが、TM NETWORKのリリース作品のギターの音は全て影武者でした(笑)。
本人は一切録音していません。
B'zとしてデビューをする前の松本孝弘が全てレコーディングしていました。
だから完全にピエロですが、ある意味では小室哲哉の無茶振りで事が進んだようなので、木根本人もある意味では被害者であり、かわいそうなエピソードでした。
ギタリストとしての貢献というよりかは、オリジナルメンバーの3人が揃って出てくる「安心感」をファンも求めてる感じですからね。
個人的にはTM NETWORKの楽曲というよりかは、「シティーハンター」の絵と音楽との融合がかっこよくて好きだったので、そのバージョンを紹介します。
女性ヴォーカルバージョンですが、これはこれでかっこいいです。
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