1999年にメジャーデビューをして、今までに全世界で4000万枚以上のアルバムを売り上げているカナダ出身の4人編成のニッケルバック。
ラウドでへヴィーなギターサウンドの上に力強いキャッチーな歌声を武器に若い女性を中心に絶大な人気を得ています。
また、ギターヴォーカルとベースの2人は実の兄弟であり、この2人を中心にバンドを結成して音楽活動を続けています。
今回は、そんなニッケルバックの音楽性とオススメ曲を紹介します。
音声動画はこちら。
音楽性!
へヴィーなギターリフを中心にメロディアスで耳に残る楽曲が多く、バラードなども得意としています。
1番の魅力は、やはりギターヴォーカルのチャド・クルーガーの特徴のある力強い声質と安定した歌唱力です。
ライブでも抜群の安定感でバンドのグルーヴ感と彼の歌声がマッチしていてステージ上での貫禄もあります。
(上図:チャド・クルーガー)
ただ一般的には、セールス的にはかなり売れているバンドで人気もありますが、音楽的な評価は正直高くはありません(笑)。
それは、どうしてもこのバンドが、売れ線重視=商業的なカップラーメンソング感(シングル向き)が否めず、キャッチーでわかりやすい曲が多いですが、どこか音楽的な深みや個性という点では弱い感じはあります。
端的に説明した動画はこちら。
ちなみにギターヴォーカルのチャド・クルーガーは、歌姫であるアヴリル・ラヴィーンと2012年に結婚しましたが、2015年には離婚しています。
ニッケルバックのオススメ曲のトップ3!
最後にニッケルバックのオススメ曲を3曲に絞って紹介します。
「Someday」
メロディアスなロックバラードって感じです!
個人的にはラストのギターのクリーンアルペジオの展開が知的な感じで好きです。
「Burn It To The Ground」
多分ファンの方はあまりこの曲は選ばないかと思いますが、完全にギタリスト目線で選びました。
リズミカルなギターリフと前に出て煽り気味に弾くギターソロがかっこいいからです。
「Photograph」
ヒットした曲なのでどこかで聴いたことがある曲かもしれません。
アコースティックギターのサウンドとバックコーラスがマッチしたバラード曲です。
シングルで出す曲はほとんどトップ10入りをする強者バンドですが、バンドサウンド的にはやはり個性が薄く、このヴォーカルの歌声がなかったら多分ここまでは売れてはいなかったと思います。
逆に言うと、いくら個性がありかっこいいバンドであってもヴォーカルの歌唱力1つで、天国と地獄ほどの差が出てしまうこともあると考えさせられるものです。
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ニッケルバックの音楽は、メロディアスでわかりやすいので、結構日本人好みなバンドだと思います。
そして、CD音源のクオリティー(マスタリング)が高く、楽器隊の音の重厚感は最高に良いです。