前作「10000Days」をリリースしてからかれこれ12年近くアルバムを発表していないTool(トゥール)。
今年に入ってからヴォーカリストである、メイナード・ジェームス・キーナンがツィッター上で新作アルバムを制作中であり、そう遠くない日にリリースできるだろうと発言し話題になりました。
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私もToolの大ファンであるので、散々待たされた感はありますがこのバンドは本当に特別なんです。
今の時代、デジタル音源などで簡単に音楽を聴くことができる時代ですが、Toolはジャケット買いしたくなる本当に数少ないバンドの1つなのです。
インストゥルメンタルの音源をSNS上で公開した!
つい先日、Toolが歌なしのインストゥルメンタルの音源をSNS上で公開しましたが、やっぱり曲がかっこいいです。
現時点ではこれがアルバムの中に入るのかはわかりませんが、もうこのダークで神秘的な雰囲気はまさにToolにしか表現できない唯一無二のサウンドです。
やっぱり期待感はぐっと上がります。
(スタジオの風景写真)
Toolサウンドの最大の肝は芸術的なベースライン!
ヴォーカル・ギター・ベース・ドラムのシンプルな4人編成のバンドであるTool。
メンバー全員が強烈な個性があり、独特な世界観を生み出していますが、中でもとりわけすごいのがベーシストである、ジャスティン・チャンセラーの存在です。
[blogcard url="https://guitar-hide.com/justin-chancellor-bass/"]
1995年からメンバーに加入した2代目ベーシストですが、ジャスティンが加入してからさらにToolは進化し、音楽に深みが増しました。
変拍子を活用したメロディアスで芸術的なベースフレーズが得意であり、エフェクターも効果的に使います。
バンドのリズム隊である、ドラムとベースのヘヴィーで芸術的なグルーヴ感は本当に圧巻の一言です。
Toolを知らない人は、まずは名盤であるLateralusを聴いてみて!
今までToolの音楽と出会わなかった方は、まずは「Lateralus:ラタララス」を聴いてみてほしいと思います。(捨て曲一切なし)
2001年にリリースされた作品ですが、完成度が非常に高く本当にかっこいい楽曲ばかりが集まっています。
不気味で意味深なCDのジャケットがこのバンドの世界観を物語っています。
シングル向きの短くキャッチーな曲は少ないだけに、聴けば聴くほどに曲の理解と音楽の良さが伝わり、どんどんと彼らの世界観に惹きこまれてしまいます。(音の魔力)
まずは新作アルバムが出るまでは、彼らの過去の作品を聴いて首を長くして待っていましょう。
Toolの楽曲はAmazon Music Unlimitedでも聴けます!
Amazon Music Unlimitedは、6500万曲以上の楽曲を月額780円聴き放題できる音楽配信サービスです。
カリスマ性があり、曲作りに一切の妥協を許さないバンドであるTool。
メンバーのこだわりが強いが為に、制作期間がすごく長いですが、それだけに1枚のアルバムを聴くだけでも高い芸術性を味わうことができます。