ギター以外の楽器から沢山のヒントを得てプレイに生かす方法!
ギターを弾いているみなさんは、きっと今までにこんな経験をしたことはありませんか?
例えば…
ギターでアドリブをやる時に「何か毎回同じようなフレーズや運指で似たようなことを弾いているよな自分…。」
とか…
「使うスケール(音階)や弾くポジションなどが大体決まってきているよな自分…。」
このような状況に陥ってしまったことは、きっと誰でも一度は経験することかと思います。(私自身もありました)
そして、そんな状況が長く続くと、アドリブ自体が楽しくなくなってくるし、単純にマンネリ化して飽きてしまい、やる気やモチベーションが下がってきてしまいます。
今回は、そんなマンネリな状況を打破する1つの劇的なアイデアを紹介したいと思います。
管楽器のフレーズをコピーしてみる!
ギターは、弦楽器で、音階の進め方や使い方を少し気を付けないと、視覚的に規則正しく順番に弾いてしまいがちな楽器です。
簡単に言ってしまうと、スケール練習の延長上のような感じになってしまい、歌心や間の取り方(ブレス)を考えないフレーズを作る傾向にあります。(私もそうなりがちです…)
そんな状況を防ぐアイデアとしては、自分の息を吐いて演奏するサックスやトランペットなどの管楽器のフレーズをコピーしてみることです。
この楽器の良い点は、単音でリードフレーズを吹く楽器なので、ギターのフレージングにも応用させやすいことです。
それに加えて、プレイヤーが自分の体の息を通してダイレクトに楽器に伝えるので歌うような演奏だったり、休符を意識した間の取り方も自然と勉強できます。(間がないと管楽器は演奏できないですからね!)
とくにロックギタリスト(ロック畑の人)は、とにかく音を多く詰め込みたがる傾向に走るパターンが多いので、それを避ける為にも非常に効果が高いやり方だと思います。
ジャズやファンクの楽曲集などを1冊買ってみる!
それでは実際にはどうやってコピーをやるのか?
理想を言えば、耳コピですが、フレージングや音の並ぶ配列がギターとは少し異なるので、最初は難しく感じて挫折する確率が高くなるので、これはあまりオススメができないやり方です。
確実な方法としては、適当にオーソドックスに有名な曲が入っている楽曲集などの楽譜を1冊購入することです。
そして、サックスパートの譜面を読んで完コピを目指さずにある程度のフレーズのラインやニュアンスなんかをコピーすることです。
読譜(譜面を読むこと)の良い練習にもなりますし、ギターやピアノなどが弾きやすいような感じではないことが多いと思うので、色々とヒントやアイデアに繋がることが多いと思います。
ニュアンスを盗む感覚で完璧は目指さないこと!
そして、大切なポイントは決して完璧は求めずに、普段の自分が演奏するアドリブのパターンを打開するためのヒントとして気軽に取り組む感覚が大切です。
同じペンタトニックスケールやメジャースケールを取っても、フレーズ回しの展開の手法やアプローチのやり方がやはりそれぞれ違うので、良い練習になるし、新しいギターフレーズの発想も出てくるかと思います。
是非、普段のアドリブソロに少し飽きてきたら他の楽器のパートにも挑戦してみることも考えてみると、ギタリストとしても一回りも二回りも成長できると思います。
ギターのアドリブで勉強になる動画教材!