ドリームシアターのベーシストとして、バンド結成時から在籍しており、30年近くプレイし続けているジョン・マイアング。
ギタリストのジョン・ペトルーシとは、高校生の頃からの旧友(親友)であり、長いミュージシャン生活の苦楽を共にした中核メンバーの1人である。
世界トップクラスの演奏テクニックと音楽センスを武器に、何度もメンバーチェンジをしながらもコンスタントに作品を作り続け、世界中に多くのファンがいるドリームシアター。
今回は、ベーシストとして飛び抜けたテクニックとセンスを持ち併せているジョン・マイアングのベースプレイと使用機材を紹介します。
音声動画はこちら。
ジョン・マイアングのベースプレイ!
ベースのテクニックと音楽センスは、世界トップクラスであり、ベースプレイヤーとしては非の打ち所がない程に完成されています。
プロになってからも「練習大好き人間!」であり、ツアー中だろうが、オフ中だろうが、プロモーションなどで忙しい時期だろうが関係なく、1日に最低6時間以上は、必ず練習時間を割くようにしている徹底ぶりは業界内でも有名である。
3フィンガーピッキングを主体に、スラップ奏法や複雑な変拍子フレーズやギターとの高速ユニゾンフレーズからメロディアスなバラード系のベースラインなど何でもできるマルチプレイヤーである。
また、ライブでの演奏時もほとんど表情を変えないポーカーフェイスです。
本番でもほとんどミスがなく、冷静に淡々と難易度の高い曲を演奏してヴォーカルのバックを陰で支えています。
使用機材!
ジョン・マイアングのベーステックの人が、使用機材を紹介しているので動画を添付します。(2011年ツアー時)
ベースは、ミュージックマンから6弦ベースを作ってもらっています。(昔はヤマハ)
アンプは、昔からメサブギーを使用しています。
エフェクターは、動画を見ると今流行りのプリアンプのAxe-Fxを使用してプログラミング化していますね。
ドリームシアターのおすすめのインスト曲(歌なし)を紹介します。
オススメ曲!
The Dance Of Eternity:
変拍子・タッピングフレーズ・ギターとの高速ユニゾンフレーズなど難易度の高いフレーズのオンパレードです。
しかし、ドリームシアターの楽曲の中では、この曲がちょうど演奏レベル的には「中」くらいのレベルであり、これよりもいくらでも難しく複雑で、ドラマティックな曲は他にも沢山あります。
私が1番最初にドリームシアターの存在を知り、曲を聴いた時の感想は、「かっこいい!」よりは、「曲の構成が複雑すぎて頭が痛くなる!」でしたからね。
それが、今は私の音楽の好みや趣向が変わってきて、そんなに聴くことはないですが、10代の後半から10年以上は熱狂的なファンで、新作アルバムが出れば絶対に買う唯一無二のバンドでした。
ジョン・マイアングが影響を受けたもの!
ジョン・マイアングは、プロになった時点でもかなり卓越したベーシストでしたが、音楽とベースに対する向上心が高くて、本当にベースに対して一途でまじめなミュージシャンです。
バンドのスタイル的に、ラッシュやイエスやキングクリムゾンなどのプログレの音楽から多大な影響を受けています。
楽器メーカーである、アーニーボール社でのインタビュー動画を添付します。(本人)
プレイヤーとしては、ジャズ畑であるスタンリー・ジョーダン(ギタリスト)からテクニックやアイデアなどを吸収しており、時折見せるギターっぽいベースのフレーズなどは顕著である。
ライフスタイルの全てを第一にベースの練習に優先しており、ウォーミングアップだけでも数時間は費やすほどの徹底ぶりであり、ベースプレイヤーとしての志と自己管理能力の高さは世界トップクラスである。(アスリートのよう)
ドリームシアターの楽曲は、Amazon Music Unlimitedでも聴けます!
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プログレッシブメタルの雄と称されるドリームシアターの曲は、本当に多彩で壮大なオーケストラのようです。
1枚のアルバムを聴くだけでも多くの音の景色を見せてくれますし、楽器隊の各メンバーの技術の高さにはいつも驚かされます。