2003年にメジャーデビューをして、いきなり出したファーストアルバムの「Fallen:フォールン」が、1500万枚以上を売り上げ、グラミー賞も2部門を獲得して一気にバンド名が世界的に売れてしまったエヴァネッセンス。
ダークでへヴィーな曲調と、重厚なディストーションギターサウンドの上に美しいピアノの旋律と歌唱力抜群の歌声が合わさり、衝撃的なデビューを飾りました。
メンバーチェンジが多く、来日回数も少ないので、あまり日本では馴染みがないバンドかも知れませんが、一聴するとすぐにわかる位個性のあるバンドです。
今回は、そんな神秘的なサウンドを武器とするエヴァネッセンスの音楽性とオススメ曲を紹介します。
音声動画はこちら。
音楽性!
エヴァネッセンスの1番の魅力は、なんと言っても抜群の歌唱力と表現力を持つヴォーカルのエイミー・リーの歌声と切ないピアノの旋律です。
そして、ダークでへヴィーなギターリフを肝にして、メロディアスな歌メロが乗り、独特な雰囲気のある音楽世界を紡ぎ出しています。
残念ながらバンドの創業メンバーは、ヴォーカルのエイミーしかおらず、現在のメンバーは後から加入した人たちの5人編成で活動していますが、曲作りも含めほぼバンドの世界観の表現は、エイミーの個性によるものが大きいです。
端的に説明した動画はこちら。
エヴァネッセンスのオススメ曲のトップ3!
最後にエヴァネッセンスのオススメ曲を厳選して3曲紹介します。
「Going Under」
この曲と同時期にこのバンドの存在を知りましたが、1番最初のインパクトが強烈でした。
とにかくド頭のヘヴィーなギターリフと歌の入り方がかっこよく、エイミーの歌声にどんどんと引き込まれてしまいます。
「Bring Me To Life」
静かにクラシカルなピアノから入り、徐々に曲の展開が静から動に変わっていきます。
そして、サビのコーラスとの掛け合いのメロディーが超かっこいいです。
「Call Me When You're Sober」
この曲もエヴァネッセンスの独特な世界観を創り出しています。
重厚なギターリフとリズム隊がエイミーの歌声をバックで支えています。
今回久しぶりにエヴァネッセンスの曲を聴きましたが、やっぱり曲が洗練されているし、とにかくエイミーの歌が抜群に上手いと改めて思いました。
このバンドは、CDで聴くとよくわかりますが、バンド全体の音作りがすごく上手いんですよね。
とくにドラムの音とバッキングギターの音は超好みの音で、一時期は聴きまくっていた思い出のあるバンドでもありました。