ある新聞の記事で音楽と脳科学の研究で色々とわかってきたことがあるそうです。
音声動画はこちら。
(以下一部抜粋)
クラッシック音楽は人間に本当に良いらしい。
知性・感受性・認知能力、さまざまな能力を高めるらしい。
最近進んだ音楽神経学という脳科学の研究で明らかにされてきたことだ。
その上、クラッシック音楽は認知症の発症も防ぎ、免疫力もアップするのだそうだ。
情緒が安定し、想像力も高まる。
まさに人類のための魔法の薬ではないか。
ところが、である。
これが万人に同じ作用を及ぼすのではないのだという。
え? そんな殺生な、と思うあなたに朗報です。
クラッシック音楽が持つ構成の複雑さを聞き分けよう、理解しようとするところから、脳や身体の、心の活性化が始まる。
音を漠然と聞くだけではだめらしい。
感性・知性をフル回転させて認識しようとする。
これが、子供たちの能力向上にも、高齢者の老化防止にも良い。
理解したと思えなくても、理解しようとすること、違いを聞き取ろう、感じようと自分が思うことが大事なのだそうだ。
興味・関心を持って音楽を聴こうとすることが最大のポイント!
この記事の続きでは、クラッシック音楽の指揮者と演奏者との本気・高揚感・感動のうねりなどが脳のシナプスがびゅんびゅん伸びてつながり、いつまでも成長し続けられる脳になるとのことでした。
ここからは私なりの解釈ですが、今の商業音楽には、ポップスやロックやジャズやヒップホップなど色々なジャンルの音楽が世の中にはあります。
好きな音楽を興味を持って聴いたり、曲の構成なんかを分析したりするのも効果があると思いますが、なぜ?クラッシック音楽が優れているのかについて考えてみたいと思います。(持論です…)
クラッシック音楽の良い点!
1、楽器の数が多いこと。
大体今の流行りの音楽の楽器構成は、ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムが軸となっていて、あとはキーボードやピアノが入ったり、管楽器が少し加わる位かと思います。
しかし、クラッシック音楽の場合は、生のコンサート会場を見れば一目でわかりますが、数10種類以上の楽器があり、演奏者の人数も多いです。
高音域・中音域・低音域のさまざまな種類の楽器があり、それぞれの楽器の音の特色もさまざまです。
色々な周波数の音を1度に楽しめるので、脳にとっても良い刺激が与えられているのだと思います。
2、曲の構成が複雑である。
これは、新聞記事でも指摘されていた部分です。
単純にAメロ⇒Bメロ⇒サビみたいな繰り返しの構成が、クラッシック音楽の場合はあまりありません。
曲によっては、テンポ(BPM)も一定ではありませんし、よく転調(キーが変わること)もします。
曲の展開が予想しにくい複雑さが、脳にとっては良い刺激に感じているのかもしれません。
3、起承転結の展開がすごい!
クラッシック音楽は、曲が長くてもしっかりとした飽きさせないためのアレンジの工夫や、喜怒哀楽感や起承転結のドラマチックな展開がすごいです。
楽曲を印象づけるために、わざと不協和音などをぶつけてくることもありますし、メロディーとコード進行の絡みも見事です。
やはりこういったものが人の心に感動を呼び起こしたり、色んな感情を引き起こすのだと思います。
私もたまに作業してるときは、適当にクラッシック音楽を流して聴くこともありますし、CDも人並みには持っています。
純粋にストレス解消や癒しのためにも効果は高いと思います。
[blogcard url="https://guitar-hide.com/healing-sound/"]