2020年の末で活動を休止する嵐の新曲「Whenever You Call」が先日リリースされました。
この曲は、ブルーノ・マーズが嵐の今までの楽曲を聴き、そのイメージに合った新作を提供するということで、発売前から話題になっていました。
日本のトップアイドル×ブルーノ・マーズの夢のコラボが、どのような形で表現されるのかが個人的には楽しみでした。
いや、良い意味で期待を裏切られたかっこいい新曲というのが第一印象です。
曲の解説!
一切ジャニーズっぽくないオシャレな大人の雰囲気が満載です。
全編英語の歌詞なので、完全に「世界」を照準としているのがすぐにわかりました。
Key=C
基本的には、ダイアトニックコード群の中からコードが選ばれていますが、一部だけ異なるコードが出てきます。
ただし、そこまで「奇をてらった戦法」ではなく、割とポップス系のアレンジとしてはよく使う手法です。
歌メロも音程の高低差や抑揚の激しい感じのメロディーラインではなく、淡々とした感じなので、逆にヴォーカルのスキルと表現力が求められる類の曲です。
しかし、そこは見事に大野君が抜群の歌唱力と声の艶で歌全体を引っ張っています。
曲のコード進行!
(イントロ)
C-C-F-G(×2)
(Aメロ)
C-C-F-G(×2)
(Bメロ)
Em-Am-B♭add9-G
(サビ)
F-G┃C┃F-G┃C┃F-G┃C┃B♭add9┃G
動画で詳しく解説!
具体的なギターの弾き語りに関しては、動画を作成しましたのでこちらをご覧ください。
原曲では、ピアノが中心となり出来上がっているものなので、ギターに関しては「正解」がありません。
ただし、元気にコードストロークでジャカジャカ鳴らす雰囲気の曲ではないので、白玉コード弾きやアルペジオなどを弾くのが無難かと思います。
バンドサウンドが、完全にアメリカのR&B仕様で、全体的に落ち着いたアダルトな楽曲です。
普通に原曲者のブルーノマーズが歌うバージョンも聴いてみたい感じです。
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やはり曲中によく出てくる「メジャー7th」の使い方が本当にうまいなと感心させられました。
追加:アレンジ含め
2番のサビのあとのCメロの箇所のコード進行もわかりました。
(Cメロ)
Dm-Em-F-G-Am-B♭add9-G-G
一目瞭然ですが、ベースの音がきれいに上昇しています。
こちらは、コードアレンジも含め追加で動画にしました。
少しだけ高度な内容になりましたが、音楽理論も兼ねて何かの参考になれば幸いです。