音楽教室系の集客方法!(オフライン編)
インターネット回線が普及する前までの本来の集客方法に関して言えば、当然オフライン(リアル)でのやり方しかありませんでした。
今の時代からすると古い?と思われがちな集客のやり方もありますが、アイデアと工夫次第ではまだまだ使えるものもあります。
変な先入観や固定概念は1度置いておき、柔軟な姿勢で考えてみてほしいと思います。
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オフラインでの集客に関しても言えることですが、大前提として店舗情報が詳しく記載されているホームページのURLと電話番号・住所等の最低限の情報の記載は必須条件となります。
オフラインでの集客方法!
これも店舗の規模と予算などの関係で全てをやる必要はありませんが、効果が高かったものに関しては、日々ブラシュアップをしながら継続して取り組んでほしいと思います。
主な集客方法としては、以下のものがあります。
・ポスティングチラシ
・新聞の折り込み広告
・フリーペーパー
・雑誌広告
・口コミ・紹介
・地域の掲示板の活用
・看板広告
・ビラ配り(ティッシュ等)
・イベントの開催
・小冊子
などがあります。
1つづつ解説していきます。
ポスティングチラシ!
費用対効果は、年々下がり傾向ではありますが地域に根差し、教室名を認知してもらうという意味では効果があります。
手に取った瞬間にゴミ箱いきにならないようなキャッチーなものを作ることが1つのポイントとなります。
新聞の折り込み広告!
不動産や学習塾などでは多く目にしますが、案外音楽教室系は少ないです。
週末だけの掲載に絞ったりしてライバルが少ない媒体をあえて利用するのも穴場かもしれません。
フリーペーパー!
地域にもよりますが、都会圏内では結構手にする人が多い媒体です。
やはり圧倒的に女性が手にすることが多いので、子供向けの音楽教室やピアノ教室などでは効果が見込めます。
雑誌広告!
音楽の専門雑誌の広告枠を使うやり方なので、属性はバッチリです。
ただ個人的な印象としては、大手の音楽教室が沢山利用している印象があるので、複数の店舗展開をしていないと効率が悪いと思いますし、使った広告の予算の割には期待したほどの効果がないということもよく聞く話です。
個人経営店ではあまり向かない媒体だと思っています。
口コミ・紹介!
口コミ=丸々利益です。
人の紹介は、利益率・成約率ともに非常に高いです。
まず1番に力を入れる事として、「紹介」したくなるようなおいしい紹介制度の仕組みを知恵を絞って考えることです。
また基本原則として男性は口コミをしない人種です。
口コミをするのは決まって女性です。
女性が「素敵・最高!」と思ってくれれば最大の協力者になってくれますが、反対に悪評を言いふらすのも女性です(笑)。
これをしっかりと理解した上で女性客は大切にしていきましょう。
地域の掲示板!
たまにスーパーの掲示板とかにチラシが貼ってあるのを目にしたことはありませんか?
あとは、楽器店などにもたまにあります。
何を隠そう私が高校生の時にギター教室に通う最初のきっかけとなったのはこの掲示板の小さい貼り紙でした。
場所にもよりますが、大抵は頭を下げてお願いをすれば「無料」で貼ってくれます。
利用しない手はありません。
看板広告!
マンションの一室とかではたまにない所はありますが、看板を置かない店はほとんどありません。
そもそも「看板」がないとネットなどで検索して見つけたとしても「商売を本気でやる気があるのか?」と顧客心理としては思ってしまいます。
長い目で見ても看板はできるだけ大きく・目立つものを予算をかけて作った方が得策です。
ビラ配り!(ティッシュ等)
配布する時間帯を考えれば意外と効果があるかも!?
店名を認知してもらうための1つの手段としての位置づけです。
イベントの開催!
新規顧客の開拓というよりも長く継続してもらうための意味合いが強いです。
発表会などのイベントを開催することで生徒さんのやる気・モチベーションの維持のためにも有効な方法として昔からあります。
商売人の観点としては、ちゃんとプロのカメラマンなどに頼み、写真撮影・録画・録音などをして記録に残し、思い出のためとして売ることも可能です。
事実、ピアノ教室やクラッシックのギター教室では鉄板のやり方です。(当日は入場料を頂くところもあります)
小冊子!
少し手間とお金はかかりますが、内容が良かったり・役立つコンテンツのものならレバレッジが効きます。
紹介していただく際のツールとしても上手く活用することができます。
集客をする上で大切な心構え!
ザイオンス効果(単純接触効果)をご存じですか?
これは、人間は単純に繰り返し接触する回数が増えれば増えるほど、(人・物・商品・店)に対して好感や好意を抱くというものです。
なぜ!? 多額の資金を使って大手の会社がCMを作るかと言えば、原則としてこの単純接触回数を稼ぎ、見ている方に好意を持ってもらいたいからです。
大まかなデータとして、購入に至るまでの販売プロセスとして、単純接触回数を4~5回はしているそうです。
なので、1つのプランだけを行うのではなく、いくつかの手法を多角的に行う方が集客の効果は高まります。
その基本原則を理解した上で、オンライン・オフラインでの集客に取り組んでみてほしいと思います。