L'Arc~en~Ciel(ラルクアンシエル)のギタリストであり、結成25周年を迎えてもまだ人気が衰えない確実な地位を築き上げたKen(ケン)。
音楽活動を休止をしたり、解散説も度々は出ていますが、今も現役でバンドが継続しているのは、絶対的なメロディーメイカーであり、作曲のセンスが高く、ゆるキャラ?でもある彼の功績もきっとあるとは思います。
今回は、音楽センスの高いKenのギタープレイとオススメ曲を紹介したいと思います。
音声動画はこちら。
Kenのギタープレイ!
Kenのギタープレイは、そんなにギタリストっぽいテクニックを主張したようなプレイをしないことが1つの特徴としてあります。
あくまでもスタンスとしては、「楽曲ありき」の姿勢で歌を引き立てるようなフレーズだったり、アレンジをしています。
そして、彼の特筆すべき点は、アルペジオの音の選び方やフレーズのセンスが抜群にあることです。
また、印象的なメロディーラインを作ったり、多重録音で入れるオブリガートなども上手く、曲のアレンジ能力も非常に高いです。
そして、ライブのギターソロなんかは、アドリブ率がかなり高く、毎回フレーズが違うこともよくあります(笑)。
自由奔放なギターを弾きますが、実は音楽理論の知識は深く持っており、「理論と感性」の両輪のバランスが良いギタリストでもあります。
端的に説明した動画はこちら。
Kenのオススメ曲のトップ3!
ラルクのKenのオススメ曲を厳選して3曲紹介します。(Kenが作曲したものを選びます)
「虹」
正真正銘ラルクの代表曲の1つです。
哀愁感漂う歌メロとアルペジオフレーズが見事に昇華されている名曲です。
サビから始まる展開もリリース当時は珍しいものがあり、曲のアレンジもよく出来ています。
「浸食~lose control」
ラルクにしては珍しく、複雑な変拍子リフが入っている楽曲です。
ダークな世界観でギターソロは毎回アドリブです(笑)。
「静と動」を上手く表現しており、ラストのユニゾンフレーズは圧巻の一言です。
「Winter Fall」
時が経ち、聴けば聴くほどに味が出てくる名曲です。
歌メロ・コード進行・アレンジの全てが本当に良いです。
キーボードとストリングスのアレンジもKenがほとんど考えているので、音楽センスは本当に高いです。
ラルクアンシエルは、学生の時に最も多くコピーをしたバンドだからすごく思い入れがありますし、作曲やアレンジもかなり研究したので、自分が作る曲はどうしても彼らの影響が出てしまいます。
最近はあまり聴きませんが、昔と比べるとヴォーカルのhydeの声量とスキルが格段にアップしているので、ついつい聴き惚れてしまいます。
使用機材!
ギターは、昔はフェルナンデスからギターを作ってもらっていましたが、今はフェンダーと契約をしています。
Kenはアマチュア時代からフェンダーストラトキャスターのギターに慣れ親しんでいるから待望のシグネチャーモデル契約ですね。
価格:169,128円 |
アンプは、一時期はディーゼルを使っていましたが、ラルク初期の頃からの作品のことを考えるとマーシャルアンプが1番相性がいいと思います。
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エフェクターに関しては、ラックシステムで緻密に高度に構築されているので、詳細はよくわかりません(笑)。
ただラルクの三種の神器は、ディストーション、ディレイ、コーラス、欲張ってワウペダルかと思いますが、コンパクトエフェクターで設計するのは結構限界があると思います。(どの曲を選ぶかにもよりますが...)
私の場合、高校生の頃にコピーバンドでやっていた時は、マルチエフェクターで細かく設定し、大まかに分けると、ソロ用歪み・バッキング用歪み・クランチ・クリーンサウンドみたいな感じで音色設定をしていたと思います。
やっぱりラルクサウンドの肝は、きれいな奥行きのあるクリーンサウンドの世界観がとても大事だと思います。
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