ギターが下手くそでも気軽にアドリブプレイをやってみよう!
自分の好きな曲を楽譜などを使ってコピーしたり、ギターの基礎的な練習などをしているとどうしても倦怠感だったり、飽きてくることもあると思います。
または、「自由にかっこ良くアドリブでギターソロなどを弾けるようになりたい!」と思うこともあると思います。
しかし、「何かアドリブって難しそうだな?」とか、「音楽理論とかを勉強するのはイヤだな」と思って中々アドリブの練習に取り組まない人も多いと思います。
(私も最初は、音楽理論とかがめんどくさそうだなと思っていました)
最初に心得ておくこと!
自分が演奏したい音楽がジャズやフュージョン系の音楽の場合は、残念ながらある程度は音楽理論やスケール(音階)やコードトーンなどの音楽理論を少しは理解することが必要です。
しかし、幸いにもロックやブルース系の音楽であれば別に音楽理論を特別に勉強をしなくてもアドリブソロを弾くことは可能です。
ただ、もちろん音楽理論を勉強した方が、後々は便利なことは多いことは事実ではありますが、まずは「アドリブが出来た!」、「アドリブって楽しい!」と体験することの方が大切なので、まずは挑戦することが大事です。
手癖フレーズを作ってしまうことがポイント!
では最初に何から手をつければいいのでしょうか?
それは、簡単な自分なりの手癖フレーズ(ギターリック)を作ることです。
適当に何パターンもギターフレーズを前もって作ることです。
後は、いくつか作ったフレーズを組み合わせたり、つなぎのフレーズとして使う用としてストックしておくのです。
スケールは、便利なマイナーペンタトニックスケール!
キーはAmで、代表的な第1ブロックを使ってみましょう。
・6弦⇒5フレットと8フレット
・5弦⇒5フレットと7フレット
・4弦⇒5フレットと7フレット
・3弦⇒5フレットと7フレット
・2弦⇒5フレットと8フレット
・1弦⇒5フレットと8フレット
まずは、細かいことは一切気にせずに、このギターのフレット上を好き勝手に行き来して手癖フレーズを作っていくのです。
ギターフレーズを作るヒントとしては、単にフルピッキングでフレーズを作るのでは味気がないので、チョーキングやスライドなどのギターらしい独特のテクニックを盛り込むことが大切です。
イメージして歌うようにやってみること!
慣れの問題もあるので、最初はなかなか出来ないこともあるとは思いますが、適当でもいいので、「らーらら」とか「ららーっらーらら」とか鼻歌でラフにやってみることです。
そして、自分の中でしっくりくるような定番フレーズを何パターンも作っておくと、「とりあえずアドリブで困った時は手癖フレーズを弾いておこう!」と逃げ場を作ることが可能になります。
後は、場数と経験に比例してアドリブが上達していくので、まずは「自分にも出来るかも?」と思ってやってみることが大切です。
ブルース系の音楽を沢山聴いてフィーリングを掴もう!
そして、もう1つのポイントは、ブルース系のアーティストの音楽を沢山聴いて独特のフィーリングやシャッフルリズムのエッセンスを耳と肌で感じることです。
ギター初心者の方でもペンタトニックスケールは、取り掛かりやすいと思うので、そのスケールを多用するブルースは沢山聴いてほしいと思います。
参考程度にオススメのギタリストを紹介します。
参考になるブルースマン達!
BBキング、ジミヘン、エリック・クラプトン、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、チャックベリー、ジョン・メイヤー、デレク・トラックスなどなど。
この曲なんかはすごく参考になるかと思います。
原曲は、エリック・クラプトンの「Crossroads」で、ソロプレイの掛け合いはアドリブプレイになっています。
シンプルなブルースのコード進行なので、自由度が高くて色んなアーティストもカバーやセッションとしてもよく使われる曲です。
アドリブが難しいと言う固定観念は一度捨てて、是非挑戦してみてほしいと思います。
慣れてくるとすごく楽しいし、音でのキャッチボールをしてる感覚があるので、演奏してるプレイヤー同士での一体感なども感じられますよ。
それこそが音楽を演奏する1番の醍醐味だと思うので、これを機会に徐々に取り組んでみてほしいと思います。
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