今回は、世界3大ギタリストについて雑学的な私の視点も交えて話をしていきたいと思います。
そもそも、世界3大ギタリストとは、某有名雑誌で世界的に有名なギタリストの中から、知名度、テクニック、音楽性などを総合的に見て、世界トップクラスのベスト3みたいなものです。
まあ、編集者やライターの趣味趣向も入っていますが、「世界3大ギタリスト」と言えば固有名詞化されています。
音声動画はこちら。
選ばれた3人は!?
私は昔は、世界でテクニック的に上手な人達のことかな?と思っていましたが、実は全然違いました。
テクニックや技術面だけで見れば、世界3大ギタリストよりも上手いミュージシャンは他にも沢山います。
あくまでも総合的に見て、人気も含めて世界トップクラスに優れた人達のことを指します。
さて、本題ですが、その3人とは、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックの3人です。
ジミー・ペイジ!
この人は、あのモンスターバンドのレッドツェッペリンのギタリストです。
とにかく、曲作りのセンスとアレンジ能力が抜群にあり、プロデュース面でも存分に才能を発揮しています。
そして、バンドのCDの売り上げ枚数も圧倒的にスゴイです!
また、ギタリストとしては、ギターのストラップの位置を低くして弾く姿はかっこ良くて、その後のギタリスト達に多大な影響を与えています。(エアロスミスやガンズ&ローゼスなど)
エリック・クラプトン!
元クリームのメンバーですが、解散してソロで活動してるキャリアの方が長いエリック・クラプトンです。
ブルースとロックを上手く融合して昇華させた人です。
歌も歌いますが、味のある渋い歌声で聴衆をメロウな甘い気分にさせてくれます。
この人のプレイの特徴は、最近はあまりギターソロを弾かなくはなりましたが、ブルージーでメロディーも印象的な点です。
シンプルなことをやっているんだけど、すごくキャッチーなフレーズが多く、独特のリズム感もあり、耳に残りやすいアーティストです。
よくライブなどで来日するので、多分日本人には1番馴染みがあると思います。
ジェフ・ベック!
最後の1人は、ジェフ・ベックです。
この人の場合は、他の2人のギタリストとは少しタイプが異なるし、音楽の表現レベルも違います。
過去に短い期間でバンド(ヤードバーズ)に在籍していましたが、本当に数年の活動です。
ソロとしての活動の方がキャリアも長く、彼の圧倒的な地位を確立させました。
まず彼のすごい点は、完全にギターインスト(歌なし)の世界だけで音楽表現を確立させました。
ミュージシャンとしての器量は、この3人の中では、断トツでナンバー1だと思います。
とくにギターのテクニックと表現力、ギタートーンに関しては、完全にぶっ飛んでいます!
たった1音を聴いただけでも、ジェフ・ベックであると分かる位の圧倒的な個性ですし、「どう弾いたらそんな音が出るの?」と思う位に彼にしか表現できない音の世界を聴かせてくれます。
歌や歌詞の内容ではなく、音だけで感動させてくれる!
正直に言うと、私は初めてジェフ・ベックの音楽を先輩に勧められて聴いた時は、歌が入ってなかったので、当時は全然しっくりこなかったです。
それに高校生の頃は、速弾き系のテクニカルギタリストに憧れていたので、彼のすごさや良さが全くわからず、好きではなかったです。
しかし、音楽の専門学校に通って、ギターを追求していく中でまた彼の音楽と出会い、もう一度聴いてみるとマジですごいの一言で超感動したのを覚えています。
ビデオやDVD等でライブ映像を見ても、「その弾き方でなんでそんな素晴らしい音が出るの?」と思う位のまさにギターマジックです。(音の魔法)
音楽の表現方法が数多くあり、絶対に誰にも真似できない領域を生きてる天才な人です。
なので、是非ギターを弾く方には、絶対に一度はジェフ・ベックのプレイを聴いてみてほしいと思います。
オススメ曲:Csuse We've Ended As Lovers(哀しみの恋人たち)
もちろん、この3人のギタープレイと音楽は、長きに渡り愛されているので、ロックとギターのお勉強だと思って、聴いて研究してみてほしいです。
良い意味で刺激や衝撃を受けると思います。