ライトハンド奏法(タッピング)とは、言葉のとおり、右手でフレット上をタップ(叩く)して音を出すテクニックのことを言います。
ギタープレイの見た目的にも派手に見えますし、1980年代のロックシーンなどでは流行った奏法です。
ライトハンドのやり方とポイント!
例)3弦5フレット→7フレット→12フレットへライトハンドする場合。(ラン奏法)
1、3弦5フレットを人差し指、3弦7フレットを薬指でハンマリングをしたあとに、右手の中指を使って3弦12フレットをタップします。
2、3弦12フレットをタップしたあとは、ギターの弦の下方向に中指をひっかけるようにして、3弦5フレットにプリングをします。(1と2を交互に繰り返す)
*ギターフレーズの難易度によってレベルはバラバラですが、基本的なやり方としてはそこまでは難しくはないかと思います。
しかしライトハンド奏法は、ノイズが出やすいテクニックなので、右手のハラ部分などを使って、他の弦をしっかりとミュート(消音)することが大切です。
他のテクニックと組み合わせてバリエーションを増やす!
今の基本的なところでは、何かキーボード的な印象が強くなりがちなので、チョーキングやスライド奏法なんかも掛け合わせてやると、ギターらしい表現になります。
詳しい動画解説はこちら。
本編では、「ライトハンド奏法」の基本的なやり方とポイントと、メトロノームを使った練習等を解説しています。
また、チョーキングやスライドとも絡めて、ライトハンドのバリエーションを増やす方法なども説明しています。
まずは遅いテンポ(BPM)から始めて、この奏法の特徴を感覚で掴んで慣れてほしいと思います。
まとめ!
・ライトハンド奏法とは、右手でフレット上をタップして音を出すテクニック。
・ノイズが出やすい奏法なので、しっかりとミュートすることを心がけること。
・チョーキングやスライドなんかと一緒に組み合わせるとよりギターらしいニュアンスの表現になる。
・メトロノームを活用して、遅いテンポからリズムに合わせて練習をすること。
いかがでしたか?
タッピング自体はそんなには難しいものではないかと思います。
重要なのは、右手よりもむしろ左手のフィンガリングの方です。
レガートフレーズが続くので、音が滑らかに出るように、基本的なハンマリングとプリングをしっかりとやることが大切です。