悲報、チェスター・ベニントン死去!
2,017年7月20日、リンキンパークのヴォーカルであるチェスター・ベニントンが自宅で自殺をして亡くなりました。(享年41歳)
しかもこの日は、亡き親友であるサウンドガーデンのクリス・コーネルの誕生日であり、つい最近自殺をしたばかりであった友人の死を追う形で首吊り自殺を図ったそうです。
偉大なヴォーカリストがまた1人この世を去りました。
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2000年代以降に流星の如く現れたカリスマであったチェスター・ベニントン!
リンキンパークは、デビューアルバムから爆発的なメガヒットを飛ばした逸材であり、世界中に新たなムーブメントを巻き起こしました。
ヘヴィーなギターサウンドにラップとキャッチーなメロディーが行き交うヴォーカルスタイルで多くのファンを魅了しました。
とくにメインヴォーカリストであるチェスター・ベニントンの歌声は、声質がとてもクリーンでキレイな上に、強烈なシャウトもあり、そのヴォーカルスタイルがとても斬新でした。
私も初めて彼の歌声は聴いた時は、とても衝撃的でしたし、同時に「どうやったらそんな声が出るんだ?」と不思議に思っていました。
抜群の歌唱力で多くのフォロワーに支持され、リンキンパークもどきみたいなバンドがその後に沢山出てきた程にとても大きな影響力を持っていました。
長年に渡り心に闇を抱えていた...
チェスターは、以前から公の場で話していましたが、幼少期に性的虐待を受けており、それがトラウマとなり、10代の頃からアルコールと薬物依存症にかかっていました。
それは、メジャーデビューしてからもしばらくは続いていたようで、初期の作品の歌詞からは自身の苦しみを反映するような歌詞が沢山ありました。
この辺りは、KORNのカリスマヴォーカリストである、ジョナサン・デイヴィスと共通する点があり、心の闇を音楽への表現へと変えてカリスマ性を身に付けた感がありました。
チェスターの最大の武器であったシャウトヴォイスは、怒りや悲しみの叫びの極致であり、それが多くの方の胸に響いたのでした。
自殺の原因は今の段階ではまだ明らかにはされてはいませんが、壮絶な過去を抱えながら生きてきたのは間違いありません。
ONE OK ROCKのTAKAもショックを受ける!
チェスターの報道を聞いてONE OK ROCKのヴォーカリストであるTAKAもかなりショックを受けたようです。
ONE OK ROCKの音楽を聴いていると、明らかにリンキンパークから影響を受けたことがわかりますからね。
41歳という若さで亡くなり、残されたバンドメンバーの事を思うと胸が痛いですが、ご冥福をお祈りいたします。