2000年にメジャーデビューをして、いきなり出したファーストアルバムの「ハイブリッド・セオリー」が、2000万枚近く売れて、一気にバンド名が世界中に知れ渡った6人編成のリンキンパーク。
打ち込みやサンプラーなどを多用して、へヴィーなギターサウンドの上にメロディアスな歌メロとラップが入り交じっており、新たな風を巻き起こしました。
来日ツアーをしたり、サマーソニックなどのイベントにも出演したりしてるので、日本でも馴染みのあるバンドですし、日本人好みのキャッチーな歌メロが特徴的です。
今回は、そんなリンキンパークの音楽性とかっこいいオススメ曲を紹介します。
音声動画はこちら。
音楽性!
リンキンパークの1番の魅力は、ダブルヴォーカルでの歌詞の表現と声質の異なった2人の感情表現が巧みであることです。
・メロディーパート ⇒ チェスター・ベニントン
・ラップパート(コーラス) ⇒ マイク・シノダ
とくにチェスターのメロディアスな美声とシャウト系の歌声を使い分ける技術は世界的にも群を抜いており、ヴォーカリストとしても高い評価を受けています。
支えるバックのサウンドは、サンプラーやDJを使い、かなりかっちりとしたリズム隊の上にへヴィーなギターリフを入れて、攻撃性を出したり、キーボードを取り入れたバラード系などと幅が広い。
緻密に構成された近代的なエレクトロサウンド×ダブルヴォーカルを軸に2000年代を代表するロックバンドの1つでもあり、多くのフォロワーを生み出したバンドでもあります。
端的に説明した動画はこちら。
リンキンパークのオススメ曲のトップ3!
最後にリンキンパークのオススメ曲を厳選して3曲選びますが、個人の趣向がかなり入っております。
「Faint」
疾走感のあるギターリフとラップとキャッチーな歌メロが印象的です。
そして、チェスターの鬼のシャウトボイスが超かっこいいです。
「Shadow Of The Day」
リンキンパーク好きには意外?と言われる曲かも知れませんが、個人的にはこの曲は自らの新境地を切り開いた曲だと思います。
実際にライブを見た時にすごく感動した曲でもあるので思い入れが強い曲です。
後半のギターのアルペジオが入ってからの盛り上げ方は最高です。
「From The Inside」
個人的に1番好きな曲ですし、リンキンパークらしい個性がバランスよく出ている曲だと思います。
ある意味このバンドは、1stと2ndアルバムの2枚の作品で完成されてしまったので、どうしても初期の作品がかっこいいと思ってしまいます。
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2000年代にロックバンドとして出てきた中では、恐らく1番インパクトと感動が大きかったバンドがリンキンパークです。
残念ながら亡くなってしまったチェスターの影響もあり、新作を聴くことはできませんが、過去の作品の中に彼が残したかったメッセージがあります。