レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(以下:レッチリ)のベーシストであり、バンド結成時からの立役者であったフリー(本名:マイケル・ピーター・バルザリー)。
「世界最強の4人組バンド!」と称されており、その破天荒でパワフルで圧倒的なライブパフォーマンスを武器に世界中で人気のあるモンスターバンドである。
今回は、そんなレッチリの中心人物であるフリーのベースプレイと使用機材と名言を紹介します。
音声動画はこちら。
フリーのベースプレイ!
フリーのベースプレイは、高度なテクニックに裏打ちされており、グルーヴ感のあるうねるようなベースラインであり、且つ華もあるベースプレイヤーである。
スラップ奏法を得意としており、バラードからアップテンポな高速フレーズまでを器用に弾けて、その上で激しいステージングまで出来てしまうので、バックを支える裏方ベーシストと言うよりかは、ベースヒーロー的な立ち位置である。
元々、ジャズやソウル系の音楽が大好きであり、トランペットを吹いていたので、メロディーラインのセンスとコード感も抜群である。(トランペットも上手いです)
バラード系の曲では、コードトーンを生かして指弾きの優しいタッチで低音を支えています。
また音楽への探求心が強く、2008年には南カリフォルニア大学の音楽学部に入学し、音楽理論と作曲を学び、自身の音楽制作に役立てている。(頭が下がります)
使用機材!
ベースは、ミュージックマンやフェンダーのJAZZベースを使用することが多い。
フェンダーのシグネチャーモデル。
エフェクターは多用するタイプではなく、ピンポイントでBOSSのオーバードライブやフィルター系を使用しています。
ベース用のオーバードライブ。
MXRのクリーンブースター。(スラップ奏法時に使うことが多いようです)
フィルター系は、エレクトロハーモニクスを使用しています。
フリーのベーステックの人が使用機材を紹介してる動画を添付します。(2012年のツアー時)
クリーン用のブースターも使用してるようですが、基本的にはアンプ直がほとんどです。
最後にフリーの持ち味を存分に発揮している曲を紹介します。
ベースがかっこいい曲!
Around the World:
この瞬間風速的な爆発力はレッチリサウンドの醍醐味ですからね。
そして、イントロと歌メロ中の見事な「静と動」の切り替えの上手さは達人の域です。
また、いつでも全力で歌い、全力でアクションをするヴォーカルのアンソニーも最高です!
By the way:
ド頭のギターとベースのルート弾きのアイデアが斬新でした。
ベースラインが、1オクターブ上のコード進行を担当しギターが低音を支える。
そして、アップテンポに変わってからのベースリフみたいなフレーズも超かっこ良くてフリー節が出ています。
フリーの名言!
ファンクの本質は、ファンクに忠実であることだ。
ファンクによって生き、四六時中ファンクを感じていること。
真に世界共通言語だよ。
フリー自身が最も影響を受けた音楽であるファンクミュージック(Funk)について語った言葉です。
フリーの発言は、リップサービスが旺盛で少し表現がわかりづらいですが、実は1番紳士的な態度でインタビューを受け、お笑い芸人みたいにキャラを作ってる感があります(笑)。
ジョン・フルシアンテとジョシュ・クリングホッファーのギター対決!(比較)
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2019年の年末から旧友であり、元レッチリのメンバーであったジョン・フルシアンテがバンドに戻ってきました。
正直なところ、もう絶対にジョン・フルシアンテがレッチリに再加入するとは思っていなかったので、本当にうれしいニュースでした。
今後のレッチリの動向にも目が離せません。