多くのギターを弾く人たちにとっては、おそらく何らかの形で少なからずBBキングからの影響を受けています。
ブルースの神様と言われたBBキングが、2015年5月14日に亡くなったことを機会に彼の名言集と名曲を1つ記事にしました。
今回は、そんなレジェンドから多大な影響を受けた大物ミュージシャンたちの名言集を紹介したいと思います。
エリック・クラプトン!
思い焦がれて実際に会ってみると、極めて腰の低い気さくな人柄に触れることになる。彼こそ真の大物だ。
その存在の大きさや偉業に関して言うなら、ロバート・ジョンソンが転生した姿こそBBキングなんじゃないか、と信じてる。
音楽だけではなく、その人柄や謙虚な姿勢が多くの人を惹きつけたのではないでしょうか!?
バディ・ガイ!
BBキングはそれまで誰も思いつかなかった方法でギターの弦をベンド(チョーキング)した。
かくして今や誰もが彼から何らかの借りを背負うこととなった。
どんなギタリストも、例外なく彼が考案した奏法を取り入れてプレイしているんだ。
BBキングの偉業の1つは、今やギターを弾く人なら自然に取り入れて使っている奏法であるチョーキングやヴィブラート奏法を使い始めたことです。
それも歌心溢れるフレーズで。
ある種、エレキギターの歴史の原点の多くにはBBキングのギタープレイがあります。
カルロス・サンタナ!
彼が歩いて舞台上に現れただけで、まるでアンコールを終えた時のように、観客がみな立ち上がって歓声を上げるんだ。
あたかも宗教的な集まりに神が降臨でもしたかのように、人々が興奮して叫んでいた。僕は思ったよ。
「人は偉業を成し遂げることによって、これほど人から崇拝されるようになるんだ」ってね。そして宣言したよ。
「とっとと皿洗いなんかから抜け出して、何が何でも24時間フルタイムのミュージシャンになってやる!」ってね。
これは、1967年にサンタナが初めてBBキングのライブを観た時のエピソードです。
歌心溢れる彼のギターフレーズからは大いにBBキングからの影響を感じることができます。
そして、サンタナ自身にプロミュージシャンになることを決めて宣言させたライブ映像を是非見てみたいです。
最後にBBキングとエリック・クラプトンとバディ・ガイが一緒にステージで共演したライブ映像を紹介します。
一切バッキングギター(伴奏)は弾かない姿が貫禄がありますね(笑)。
耳に残るシンプルでムダのないフレージングです。
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ギターを弾く人なら音楽の好みとかは関係なく、1回はBBキングの音楽を聴く価値があります。
それほどにエレキギターの歴史の中で偉業を成し遂げた偉人です。