音楽で役立つ知識!

音楽の才能がある人とない人、向いている人とは!?

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作曲(楽譜)

よく芸術の世界や音楽の世界では、「あの人は音楽の才能がある!」とか、「アイツは10年に一度の逸材である!」とか、「歌を歌うために生まれてきたようなものだ!」などと言う話が出ることがよくあると思います。

とりわけ、絵画や芸術などの分野と音楽の分野(とくにクラシック)では、才能という言葉には敏感に反応する傾向が強いと個人的には感じています。

 

よく昔から「好きこそものの上手なれ!」や「才能とは努力と汗を流した数だ!」と簡単に言われることもあり、確かにそれも一理あるとは思っています。

今回は、少し深掘りして私なりに音楽の才能がある人とない人、向いている人に関して書いてみたいと思います。

 

音楽の才能の方程式とは!?

 

できる限りは抽象的なことは書かずに、少しでもみなさんにわかりやすいように、音楽の才能に関して方程式化してみたいと思います。(正解はないとは思いますが…)

 

音楽の才能=楽器に対する気持ちの量(情熱)×接してきた良い音楽環境

 

1つづつ細かく解説していきます。

 

まずは、楽器に対する気持ちの量とは、「どれだけ音楽が好きなのか?」、「どれほど楽器に対する熱い情熱を持って日々練習しているか?」です。

 

音楽が本当に好きな人は、常に歌を歌ったり、自分のパートの楽器を練習したりしていますよね?

 

時間に余裕がある無敵な10代!

 

とくに社会に出る前の10代の頃などは、学校に行く以外は、とくに時間の制約がないし、世間の目や評価などを気にすることもないので、好きなだけ自分の好きなことに集中することができます。(こういう人は上達が早いです)

 

よくプロになったスーパーギタリストの人が雑誌のインタビューなどで、「俺は全然練習してこなかった」とか、「1日に練習してもせいぜい30分位だな」とか言ってる人もいますが、あれはキャラとして言ってるだけであって真実ではありません(笑)。

とくにロックギタリストは!?

 

なので、絶対にそんな言葉を真に受けてはだめですよ!

 

私は、当ブログで今まで何度か言っていることですが、楽器の上達具合はシンプルに練習した時間数と正比例します。

 

単純に練習する時間を増やせばギターは上達するのか!?

 

そして、もう1つは、接してきた良い音楽環境について説明します。

 

良い音楽環境とは!?

 

一般的に「音楽の才能がある」と言われるような人達や、神童と言われてきた音楽家たちに多くの共通点としてあるのが、子供の頃の育った音楽環境の影響が色濃くあるようです。

例えば、天才ピアニストのモーツァルトベートーベンなどは、物心ついた幼い頃から親から徹底的に音楽の英才教育を受けていました。

同じように親がミュージシャンだったりすると、子供の頃から沢山の音楽を聴く機会にあったり、楽器を弾くチャンスが他の人よりも多くあります。

 

後は、海外のケースで多いパターンとしては、キリスト教の教会の礼拝などで、子供の頃からゴスペルなどを歌ったり、演奏したりしていると、ブラックミュージックの素養が自然と身に付いています。(マイケル・ジャクソンが有名ですね)

 

 

重要なポイントは、小さい頃から身近に音楽が流れていて、一緒に大人達と歌ったり、遊びながらリズムを取ったりしていたことが大切だし、それが後で強みになってきます。

もう幼い頃から遊び感覚で音楽と接してきた人はやはり、音楽の感性だったり、センスや耳が良くなっています。

 

向いている人と向いていない人の違い!

 

ミュージシャンになるのに向いてる人と向いていない人が、一概にあるとは言い切れませんが、完全にないとは言えないです。

 

やはり、少し自己主張が強い人だったり、自分の内なる声や欲望などを表現したいと思う人は、アーティストとしての素質が少なからずはあると思いますし、向いているとも思います。(ギタリストには多い傾向があります)

 

ハンマリング

 

なぜなら究極的に言ってしまえば、音楽の表現の本質はそこにあるからです。

だけどそれよりも大切な本質が実はあります。

 

それは、純粋に音楽を楽しめる人です。

 

音楽とは、「音」を楽しむと日本語では書きます。

そこに全ての本質とカギがあります。

 

生みの苦しみと言われる創作活動の作詞・作曲やアレンジ、地道な楽器の基礎練習などを心から楽しめるか!?

常に好奇心と向上心を持って楽器と接することができるか!?

 

何かキレイごとのようになってしまいましたが、結局のところはいつも原理原則や本質はシンプルなことが多いように思います。

 

いかに没頭できるかが大事!

 

あとはプラスしていかに時間を忘れて没頭することができるか?

 

自分が扱う楽器の表現の幅を増やすために1つのことに没頭して集中できているか?

やはり、寝食を忘れて楽器の練習や音楽に興味を持って接することができる人がミュージシャンになる資質としては大切だと思います。

 

私自身も永遠のギターキッズとして純粋に音楽を楽しみ、日々少しづつでも成長の足跡が見えるようにギターと接していきたいと思っています。

 

【教訓】楽器を上達させるには、まずは練習時間を3時間確保すること!

 

まとめ!

 

1、音楽の才能=楽器に対する気持ちの量(情熱)×接してきた良い音楽環境。

 

2、音楽を心の底から楽しむことができるか。

 

3、いくつになっても時間を忘れて没頭することができるか。(年齢は関係ない)

 

どうしても楽器の練習を続けているとマンネリ感や気持ちの鮮度は薄れてくることがあるので、モチベーションを維持するための努力や、いかに楽しんで演奏するかを工夫する知恵も大切になってきます。

その為には、憧れのギターヒーロー像や目標などを明確にすることもおすすめの手段となります。

そして、好きなバンドやアーティストがいたら積極的にライブを見たりして「刺激」をもらうことも有効な手段の1つです。(推し活)

 

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