ハードロックやヘヴィーメタルやグランジなどで重宝されるパワーコード。
パワーコードに関しては、アイデア次第で、いくらでもかっこいいギターリフやバッキング(伴奏)などが作れます。
今回は、シンプルなパワーコードに9thの音を足して、少しお洒落なサウンドカラーに変えてみたいと思います。
9thって何!?
Key=Cの場合のダイアトニックは…
1度 ⇒ C
2度 ⇒ D
3度 ⇒ E
4度 ⇒ F
5度 ⇒ G
6度 ⇒ A
7度 ⇒ B
となり、2番目の音を音楽理論上では、9th(ナインス)と呼びます。
9thの音の特徴!
音色をクリーンサウンドで使うと、響きがキレイだし、ディストーションサウンドで使うと、何かインテリ(知的)な雰囲気が出ます。
ロックバンドのポリスやドリームシアターなんかは、9thの使い方がとても上手いので参考になると思います。
↑ドリームシアターのギタリストの名前↑
コードの押さえ方は?
例)コードが、Cの場合
5弦3フレットを人差し指、4弦5フレットを中指、3弦7フレットを小指で押さえます。
少し指が開き気味のストレッチ状態になります。
最初はもしかしたら押さえられないかもしれませんが、何度か練習して指が開くようにした方が、今後の為にもなります。(ケガの防止)
動画で詳しく解説!
視覚的にもわかりやすいように、動画を撮影したのでこちらもご覧下さい。
*動画内で使ったコード進行です。
(C-C-G-G-F-F-G-G)
全てパワーコード+9thの音で弾いています。
練習の参考になれば幸いです。
まとめ!
1)シンプルなパワーコードに9th(レ)の音を足すと、雰囲気がガラッと変わる。
2)コードの押さえ方としては、指を開き小指も使うので、最初の方は慣れるまで少し大変かも。
3)ギターのアレンジとして、知的な雰囲気やテンション感を足したい時には便利な手法。
いかがでしたか?
脱初級者のコードやアレンジとしても活用できますので、お洒落なバンドカラーや曲調を目指している場合は重宝できると思います。