ジャズやフュージョン系の音楽ジャンルで一世風靡した凄腕ギタリストのリー・リトナー。
ギタリストっぽくない独特なフレージングや表現力を持ち味としているミュージシャンである。
そんな彼が、ウォーミングアップの練習フレーズとして紹介していたものがあったので、紹介したいと思います。
運指の番号!
その前に、わかりやすいように、それぞれの指に番号を振り分けます。
人差し指⇒1番
中指 ⇒ 2番
薬指 ⇒ 3番
小指 ⇒ 4番
これが基本となります。
エクササイズ1
まず最初のエクササイズは、一種のクロマティックスケールですが、6弦の1フレットから順番に「1・3・2・3」の順番でオルタネイトピッキングで弾いていきます。
わかりやすいように、動画で説明します。
BPM=105の16分音符で演奏しています。
エクササイズ2
今回の練習パターンは、難易度が少し上がり、小指を多用するので結構指が疲れます(笑)。
運指の順番は、6弦の1フレットから順番に「1・4・3・4」となります。
すごくフィンガリング(指の力)が鍛えられる練習パターンなので、日々のギター練習の中に取り入れていくと、2~3ヶ月位継続するとかなり効果があります。
またこの手のトレーニングは、指の番号の組み合わせ次第で何パターンも練習フレーズを作ることが可能です。
脳トレやボケ防止の意味も兼ねてフレーズを作ると面白いですし、フィンガリングも鍛えられます。(人生100年時代)
ギターのウォーミングアップに最適、ジョン・スコフィールド風エクササイズ!