チルドレン・オブ・ボドム(COB）のギターヴォーカルであり、バンドの曲の大半を作詞・作曲してフロントマンとしてもメンバーを引っ張っているアレキシ・ライホ。
フィンランドで生まれ育ち、メロディックデスメタルと言われるヘヴィーでスピード感に溢れる楽曲を中心に音楽活動を広げ、10代の頃からテクニカルギタリストとして注目を浴びていた存在。
好きなギタリストランキングでも上位に上がる常連であり、アグレシッヴなプレイスタイルと正確なテクニックで多くのファンを魅了しています。
今回は、アレキシ・ライホのギタープレイと使用機材を紹介します。
音声動画はこちら。
アレキシ・ライホのギタープレイ！
幼少期からクラッシック音楽を聴いて育ち、7歳の頃からヴァイオリンもやっていたので、クラッシック音楽のような様式美な音楽スタイルから多くの影響を受けています。
速弾き・ライトハンド奏法・スウィープピッキングなどを高度に操り、アームを活用したトリッキーなプレイもよく使います。
アレキシ・ライホのスゴイところは、それらの高度なプレイを歌を歌いながらいとも簡単にやってしまうところが本当にかっこいいです。
バンドのスタイル的には、テンポの速い曲がほとんどなので、ペダルノートを活用したリフプレイや、もう1人のギタリストとキーボードとのハモリやユニゾンプレイなども多く見られ、それをライブでも正確に合わせてくるので、圧巻の一言です。
あとは、メロディアスな耳に残るソロを弾く点も定評があります。
使用機材！
アレキシ自身が、機材を紹介しているので動画を添付します。
ギターは、ESPとJacksonやエドワーズから自身のプロトタイプをデビュー初期の頃から作ってもらっています。
アンプは、王道のマーシャルです。
エフェクターは、シンプル志向でワウペダルとコーラスとディレイです。
BOSSのスーパーコーラス。
BOSSのデジタルディレイ。（名機シリーズ）
動画内の物とは異なりますが、以前まで使っていたワウペダル。
チルドレン・オブ・ボドムのオススメ曲を紹介します。
Trashed,lost＆strungout:
これぞチルドレン・オブ・ボドムの真骨頂と言えるような世界観です。
ヘヴィーなギターリフとキーボードが絡み、ギターソロは短いけど派手なことを畳み掛ける感じがたまらないです。
Needled 24/7：
「これぞギターヒーローの輝き！」って言いきっていいほどのプレイとかっこいいギターの弾き方です。
ヴォーカルの声の好き嫌いは正直なところ別れると思いますが、ギターは文句なしでかっこいいです。
アレキシ・ライホが影響を受けたもの！
寒い国のフィンランドの田舎で生まれ育ったので、幼い頃からスポーツよりも音楽教育が学校の中でも盛んだったようです。
アレキシが好きなギタリストとして公言しているのが、スティーブ・ヴァイ、ランディー・ローズ、ジョン・ペトルーシらでみんなテクニックと個性が確立しているギタリストばかりです。
あとは、バンドしてパンテラ（Pantera）も大好きだったようで、その影響は楽曲の中からも十分に感じ取ることができます。
（上図：ダイムバッグ・ダレル）
そして、やっぱりメロディーとコード進行の組み立て方がクラッシック音楽の要素が自然と入っている気がします。
フィンランド人は、国民性的にもすごくヘヴィーメタルを愛している国柄なので、それを見事に受け継ぎ、テクニカルギタリストとして体現しています。
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テクニカルなメロディック・デス・メタルの音楽を楽しめます。
バンドは、事実上の「解散」状態になってしまったので、これをきっかけに彼らの音楽に触れて歴史を遡ってほしいと思います。