ギターソロとは、以前ブログ記事として書いた、「ギターリフの魅力とは!?」と少し似ててよく聞くことがある言葉かと思います。
ギターソロは、シンプルに言ってしまうと、曲の途中で大体8小節から16小節位(曲によって異なります)の間にギターが前面に出た感じで、メロディーや印象的なフレーズを弾いてる部分のことを言い、いわばギタリストの見せ場の一つです。
しかし、曲によっては、全くギターソロが入ってない曲も多くあります。
時代背景的に、1990年から2001年位の間は、「ギターソロ=ダサイ」と言う風潮もありました。
また昨今では、イントロやギターソロなどをスキップして聴くという音楽リスナーも増えているのが現状です。
流行り廃りがある!
商業音楽の時代の流れ的に1960年代後半からブルースやロックが流行り出して、アドリブまじりのギターソロを弾くことが主流になっていました。
それが、1980年代に入ると、ハードロック全盛期になり、より派手なテクニカルなプレイが流行り出して、イングヴェイやヴァン・ヘイレンらを筆頭に速弾き系のソロが多く出ました。
(下図:イングヴェイ)
しかし、1990年代に入ると、グランジブームが来て、逆に「ギターソロを弾くことはクールではない!」と言う雰囲気が出てきて、その流れを引き継いでKORNなどのヘヴィーロックの時代になりました。
そして2010年代は、印象的には音楽周期が1周してまた、70年代辺りの雰囲気を醸し出したラフな感じのギターソロが好まれてるような感じがあります。
参考になる偉大なギタリスト達!
参考になるかっこいいギターソロを弾く名ギタリストは沢山いるので、ジャンル別で分けてみたいと思います。
・ロック、ブルース系
⇒ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジミー・ページ、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ジョン・フルシアンテ、BBキング...
・ハードロック系
⇒ヴァン・ヘイレン、イングヴェイ、ヌーノ・ベッテンコート、ランディー・ローズ、スラッシュ、ポール・ギルバート、DAITA...
・フュージョン系
⇒ジェフ・ベック、ラリー・カールトン、サンタナ、ジョン・スコフィールド、高中正義、ジョージ・ベンソン、エリック・ジョンソン...
・テクニカル変態系
⇒スティーブ・ヴァイ、ジョー・サトリアーニ、ジョン・ペトルーシ、トム・モレロ、キコ・ルーレイロ...
などなどが代表的かと思います。(ジャズ系は、あまり詳しくないので割愛しました)
最後に海外のおもしろい映像特集を見つけたので掲載します。
ジャンル的には、ロック全般を示してる感じですね。
やっぱりアメリカ的な印象がありますがおもしろいです。
Jポップの文化とアメリカやイギリスなどの洋楽の文化は時代によって交錯していて興味深いです。