ミュート奏法に関しては、右手主体のミュート(ブリッジミュート)と左手主体のミュートがあり、今回は左手主体のミュートのブラッシング(カッティング)のやり方とポイントに関して説明します。(左利きの場合は逆になります)
ミュートに関しては、かなり奥が深く、歌モノの音楽ジャンルでは、曲の7割以上で使用することが多いテクニックなので、しっかりとまずは基本をマスターしてほしいと思います。(リズムギターの要です!)
ブラッシングの基本!
【ブラッシング(カッティング)のやり方】
1、コード(和音)などを押さえた状態で、軽く左手を弦の上に触れている状態で右手でピッキングをします。
2、コードをしっかりと押さえて音が鳴っているものと、軽く触れてブラッシングしてる音のコントラストを使って、リズム全体にアクセントをつけることを意識しながら弾くこと。
曲に抑揚をつけたり、強弱をつけることができるので、リズムのバリエーションを豊富にすることができます。
最初はコツを掴むまでは少し難しいかとは思います。
しかし、ミュートがしっかりできると、かなり沢山の曲をコピーすることが出来るようになるので、是非挑戦して自分のモノにしてほしいと思います。
動画で詳しく解説!
視覚的にもわかりやすいように、動画を撮影したのでこちらもご覧下さい。
右手のピッキングに関しては、全てオルタネイトピッキングで弾いて下さい。
まとめ!
・ブラッシング(カッティング)は、リズムギターの肝。
・リズムのアクセントを意識しながらリラックスしながら弾くこと。(力んでしまうのは禁物です)
いかがでしたか?
ミュート全般に言えることですが、本当にこの奏法は奥が深いです。
音を切るタイミングや伸ばすポイント。
低音弦中心にピックを当てるのか、それとも高音弦中心にするか。
基本的なテクニックに加えて、ギタリストのコードバッキングを組み立てるセンスも問われる重要なものとなります。
色んなジャンルの音楽を沢山聴きながら音楽センスも磨いてほしいと思います。